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「甲斐監督の心の中にある世界観を、1人でも多くの人と共有したい」永瀬正敏『徒花 Adabana』【インタビュー】

インタビュー2024年10月19日

 国家によって、ある"最新技術"を用いた延命治療が推進されたそう遠くない未来。一定の階級より上の人間たちが病に侵された時、全く同じ見た目の自分である"それ"が提供されたら? そして病の身代わりになってくれたら? 甲斐さやか監督が20年以上をかけて構想し書き上げ・・・続きを読む

松田凌「お互いの芝居に対する思いが共鳴していた」樋口幸平「最初から近いものを感じていた」注目の2人が語る初共演の舞台裏『追想ジャーニー リエナクト』【インタビュー】

インタビュー2024年10月18日

 過去と未来の自分自身との会話劇を軸に人生を舞台と捉え、ステージ上で展開するユニークな表現が話題を集めた『追想ジャーニー』の第2弾『追想ジャーニー リエナクト』が10月18日から全国公開となる。執筆に悩む脚本家の横田雄二(渡辺いっけい)が、退行睡眠によって30年・・・続きを読む

【週末映画コラム】掘り返した墓に隠された恐ろしい秘密とは…『破墓/パミョ』/死とは何か、アイデンティーとは何かを静かに問い掛ける『徒花 ADABANA』

ほぼ週刊映画コラム2024年10月17日

『破墓/パミョ』(10月18日公開)  巫堂(ムーダン=朝鮮半島のシャーマン)のファリム(キム・ゴウン)と弟子のボンギル(イ・ドヒョン)は、跡継ぎが代々謎の病気にかかるという家族から、高額の報酬と引き換えに変った依頼を受ける。  すぐに先祖の墓が原因で・・・続きを読む

森崎ウィン「自分と同じミャンマー出身の役がありがたかった」荻上直子監督「この役は森崎さんしかいないと」奇想天外な物語の舞台裏『まる』【インタビュー】

インタビュー2024年10月17日

 堂本剛27年ぶりの単独主演映画『まる』が10月18日から全国公開となる。たまたま書いた「〇」がなぜか評判を呼び、正体不明のアーティスト“さわだ”として突如、有名人となった主人公・沢田が体験する奇想天外な出来事を描いた物語だ。  本作で、堂本扮(ふん)する沢田と・・・続きを読む

「ジョーカーのことを考えている時点で、もう彼の思うつぼです」山田裕貴『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』【インタビュー】

インタビュー2024年10月16日

 社会への反逆者、民衆の代弁者として祭り上げられたジョーカー(ホアキン・フェニックス)。そんな彼の前にリー(レディー・ガガ)という謎めいた女性が現れる。ジョーカーの狂乱はリーへ、そして群衆へと伝播拡散し、世界を巻き込む新たな事件が起こる。ジョーカーの誕生・・・続きを読む

服部樹咲「樹ちゃんが親友役と聞いてうれしかった」長澤樹「樹咲ちゃんに支えられた」初共演の2人が息ぴったりの好演『BISHU ~世界でいちばん優しい服~』【インタビュー】

インタビュー2024年10月11日

 世界三大毛織物(ウール)の産地として知られる愛知県から岐阜県にまたがる尾州地域を舞台に、ファッション業界への夢を目指す高校生・神谷史織の奮闘を描いた『BISHU ~世界でいちばん優しい服~』が10月11日(金)先行公開、18日(金)全国公開となる。  主人公の史織・・・続きを読む

【週末映画コラム】「果たしてジョーカーとは一体誰なのか?」を突き詰めた『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』/マイケル・ケインの引退作、グレンダ・ジャクソンの遺作となった『2度目のはなればなれ』

ほぼ週刊映画コラム2024年10月10日

『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』(10月11日公開)  殺人を犯しながら、社会への反逆者、民衆の代弁者として祭り上げられたアーサー=ジョーカー(ホアキン・フェニックス)。そんな彼の前にリー(レディー・ガガ)という謎めいた女性が現れる。  ジョーカーの狂・・・続きを読む

【週末映画コラム】70年代の映画を見ているような気分になる『悪魔と夜ふかし』/“未来の南北戦争”を描いた『シビル・ウォー アメリカ最後の日』

ほぼ週刊映画コラム2024年10月3日

『悪魔と夜ふかし』(10月4日公開)  1977年、ハロウィンの夜。米放送局UBCの深夜のトークバラエティー番組「ナイト・オウルズ」(夜ふかし)の司会者ジャック・デルロイ(デビッド・ダストマルチャン)は、生放送のオカルトライブショーで視聴率の低迷を打開しよう・・・続きを読む

【週末映画コラム】奇想天外、摩訶不思議な世界が展開する『憐れみの3章』/『ビートルジュース ビートルジュース』

ほぼ週刊映画コラム2024年9月26日

『憐れみの3章』(9月27日公開)  上司から選択肢を奪われながらも自分の人生を取り戻そうと奮闘する男、海難事故から生還したものの別人のようになってしまった妻に恐怖心を抱く警察官、教祖になることが定められた特別な人物を必死で探す女という3つの奇想天外な・・・続きを読む

「僕たちがこれだけいろいろと頑張ったんだから、とりあえず見てくれ」(笑) 山寺宏一、伊瀬茉莉也『ビートルジュース ビートルジュース』【インタビュー】

インタビュー2024年9月26日

 ティム・バートン監督が、自身の出世作となった1988年の映画『ビートルジュース』の35年後を描いたホラーコメディー『ビートルジュース ビートルジュース』が9月27日から全国公開される。本作の日本語吹き替え版でビートルジュース(マイケル・キートン)を担当した山寺宏・・・続きを読む

岡山天音「日本を代表する監督の現場に立てたことが大きな収穫」巨匠・黒沢清監督作品に初出演『Cloud クラウド』【インタビュー】

インタビュー2024年9月26日

 9月27日公開の『Cloud クラウド』は、ネット上でさまざまな商品の転売を繰り返す“転売ヤー”の主人公・吉井良介(菅田将暉)が、自らの行為が生んだ悪意の集団によって追い詰められていくサスペンスだ。吉井を追い詰める集団の1人、三宅を演じるのは、『キングダム』シリー・・・続きを読む

【週末映画コラム】『トランスフォーマー/ONE』/『あの人が消えた』

ほぼ週刊映画コラム2024年9月19日

『トランスフォーマー/ONE』(9月20日公開)  ロボット生命体トランスフォーマーが暮らすサイバトロン星の地下都市。変形能力を持たない労働ロボットのオプティマスプライム(オライオンパックス/声:クリス・ヘムズワース)とメガトロン(D-16/声:ブライアン・・・・続きを読む

「もっといろいろと言いたいけれど、ネタバレになるので言えません(笑)」北香那『あの人が消えた』【インタビュー】

インタビュー2024年9月18日

 配達員の丸子(高橋文哉)は、「次々と人が消える」とうわさされるいわくつきのマンションに毎日のように出入りするうちに、怪しげな住人の秘密を知ってしまう。伏線を張りめぐらせた予測不能な展開で描く、水野格監督による“先読み不可能”ミステリー・エンターテインメン・・・続きを読む

【週末映画コラム】どちらもだまされる楽しさが味わえる『ヒットマン』/『スオミの話をしよう』

ほぼ週刊映画コラム2024年9月12日

『ヒットマン』(9月13日公開)  ニューオーリンズで暮らすゲイリー・ジョンソン(グレン・パウエル)は、大学で哲学と心理学を教える傍ら、偽の殺し屋に扮(ふん)して依頼殺人の捜査に協力していた。普段はさえないゲイリーが、「顧客」に合わせたプロの殺し屋にな・・・続きを読む

「これは江戸時代のアイヌの話ではなく、今に通じる話だということです」寛一郎、緒形直人『シサム』【インタビュー】

インタビュー2024年9月12日

 北海道の大自然を背景にアイヌと和人との歴史を描いた『シサム』が9月13日から全国公開される。本作で、蝦夷地に交易の旅に出た先でアイヌの人々に命を救われる松前藩士・高坂孝二郎を演じた寛一郎と、孝⼆郎の先輩の松前藩⼠・大川を演じた緒形直人に話を聞いた。 ・・・続きを読む

山寺宏一がビートルジュースに変身 「字幕も吹き替えも両方楽しんで」

TOPICS2024年9月11日

 映画『ビートルジュース ビートルジュース』(9月27日公開)のジャパンプレミアが10日、東京都内で行われ、日本語吹き替え版でビートルジュースを演じた山寺宏一とアストリッド役の伊瀬茉莉也が登壇した。  本作は、ティム・バートン監督が『ビートルジュース』(88)の3・・・続きを読む

河合優実「すごいところに羽ばたいていく予感はありました」金子大地「面白い映画になるのは間違いないと」恋人役で共演の2人が語るカンヌ受賞作の舞台裏『ナミビアの砂漠』【インタビュー】

インタビュー2024年9月6日

 東京の片隅で暮らし、美容脱毛サロンで働く21歳のカナ。同棲中の恋人ホンダ(寛一郎)との生活に退屈したカナは、映像クリエーターのハヤシと新生活を始める。だが、まもなく2人のペースはかみ合わなくなっていき、ストレスを募らせたカナは…。  9月6日から全国公開とな・・・続きを読む

【週末映画コラム】『エイリアン』の“その後”を描いた『エイリアン:ロムルス』/各国の映画祭で注目を集めた心理ホラー『映画検閲』

ほぼ週刊映画コラム2024年9月5日

『エイリアン:ロムルス』(9月6日公開)  人生の行き場を失った6人の若者たち(ケイリー・スピーニー、デビッド・ジョンソン、アーチー・ルノー、イザベラ・メルセド、スパイク・ファーン、エイリーン・ウー)は、廃墟と化した宇宙ステーション「ロムルス」を発見し・・・続きを読む

【週末映画コラム】マラソンに挑む選手と監督の姿を実話に基づいて描いた『ボストン1947』

ほぼ週刊映画コラム2024年8月29日

『ボストン1947』(8月30日公開)  1936年、ベルリンオリンピックのマラソンで日本は世界新記録を樹立し、金メダルと銅メダルに輝いた。だが、メダルを獲得したのは、日本名の孫基禎と南昇竜として参加した朝鮮人のソン・ギジョンとナム・スンニョンだった。  ・・・続きを読む

「3人の男性の夢、そしてその夢に対する執念をそのまま感じてほしい」『ボストン1947』カン・ジェギュ監督【インタビュー】

インタビュー2024年8月29日

 1936年、ベルリンオリンピックのマラソンで日本は金メダルと銅メダルを獲得した。だがその選手は、日本名の孫基禎と南昇竜として参加した朝鮮出身のソン・ギジョンとナム・スンニョンだった。第2次世界大戦の終結後、すさんだ生活を送るギジョン(ハ・ジョンウ)のもとにス・・・続きを読む

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