【映画コラム】今年のアカデミー賞の大本命!『ラ・ラ・ランド』

映画2017年2月25日

 第89回アカデミー賞で、作品賞、主演男優賞、主演女優賞、監督賞など主要部門を含む13部門で14ノミネートされたミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』が公開された。  偶然出会った女優志望のミア(エマ・ストーン)と売れないジャズピアニストのセブ … 続きを読む

【芸能コラム】高橋一生の名演が引き出す小野政次の魅力 「おんな城主 直虎」

ドラマ2017年2月24日

 第4回のラストから主人公・次郎法師(後の井伊直虎)に扮(ふん)した柴咲コウが登場し、本格的なうねりを見せ始めた「おんな城主 直虎」。天真らんまんな次郎法師に加えて、すがすがしい魅力を振りまく井伊直親役の三浦春馬、ひょうひょうとした南渓和尚 … 続きを読む

【映画コラム】古き良きハートウォーム映画の雰囲気を踏襲した『素晴らしきかな、人生』

映画2017年2月18日

 『プラダを着た悪魔』(06)のデビッド・フランケル監督の最新作『素晴らしきかな、人生』が25日から公開される。  本作の主人公のハワード(ウィル・スミス)は、広告代理店を経営して成功を収めた男。だが、幼い娘を亡くし、妻とも別れた彼は、生き … 続きを読む

【芸能コラム】影のある演技が示す俳優・妻夫木聡の真価 『愚行録』

映画2017年2月17日

 端整な顔立ちと全身から醸し出される穏やかな雰囲気。トーク番組などで目にする妻夫木聡の姿からは、好青年という言葉しか浮かんでこない。  だが、ひとたび役に入り込めば、ごく普通のサラリーマンから一匹狼の不良高校生まで、ありとあらゆる人物になり … 続きを読む

【映画コラム】トム・ハンクスが久しぶりに本領を発揮した『王様のためのホログラム』

映画2017年2月11日

 エリート人生から外れた一人の男の奮闘の様子を、トム・ハンクス主演で描いた『王様のためのホログラム』が公開された。  中国企業の進出による不況のため、自動車メーカーの重役の座から転落したアラン(ハンクス)。彼はIT企業に就職するが、与えられ … 続きを読む

【芸能コラム】草刈正雄&上白石萌音 2016年活躍の2人が、個性派グルメドラマに挑戦「幕末グルメ ブシメシ!」&「ホクサイと飯さえあれば」

ドラマ2017年2月7日

 近年のテレビは、グルメドラマが花盛り。改変期ごとに新番組が登場する盛況ぶりで、各局とも趣向を凝らした個性的な作品を送り出している。1月から放送が始まった2作品には、それぞれ2016年の大ヒット作で活躍した俳優が出演しているのが特徴だ。   … 続きを読む

【映画コラム】トランプで揺れる今こそ見るべき映画『ニュートン・ナイト 自由の旗をかかげた男』

映画2017年2月4日

 19世紀後半、黒人の奴隷と白人の農民や脱走兵によって構成された反乱軍を率い、ジョーンズ自由州を設立した男の半生を、実話を基に描いた『ニュートン・ナイト 自由の旗をかかげた男』が公開された。  本作を監督したゲイリー・ロスは、これまでは、体 … 続きを読む

【芸能コラム】綾瀬はるかに転機をもたらすハードなアクション 「精霊の守り人 悲しき破壊神」

ドラマ2017年2月3日

 綾瀬はるかにとって、アクションは転機をもたらす存在である。  そう言うと、首をかしげる人が多いかもしれない。現在公開中の『本能寺ホテル』などコメディーで活躍する一方、カンヌ国際映画祭に出品された『海街diary』(15)では、四姉妹の長女 … 続きを読む

【コラム】英雄か、裏切り者か アメリカ政府を敵に回した男を描いた映画『スノーデン』 

映画2017年1月31日

 内部告発。仕事を取るか、自分の考える“正義”を取るか。その“正義”は多くの人の“正義”に成り得るか? 仕事が好きで、熱意をもって働いてきていればなおさら、そういう立場立たされた時の苦悩は想像を絶する。しかもその目的が「テロを防ぐため」だっ … 続きを読む

【映画コラム】『七人の侍』と『荒野の七人』のDNAは本当に受け継がれたのか?『マグニフィセント・セブン』

映画2017年1月28日

 黒澤明監督の名作時代劇『七人の侍』(54)と、舞台をメキシコに移してリメークしたジョン・スタージェス監督の西部劇『荒野の七人』(60)を下敷きにした『マグニフィセント・セブン』が公開された。  悪徳実業家のボーグ(ピーター・サースガード) … 続きを読む

【芸能コラム】伝えようとする思いと伝わらない思いの狭間で 「べっぴんさん」

ドラマ2017年1月27日

 このところ、NHKの連続テレビ小説「べっぴんさん」から目が離せない。  戦後の焼け跡から立ち上がり、友人たちと子ども服作りに情熱を傾けるヒロイン坂東すみれ(芳根京子)の物語…などという説明は今さら不要だろう。年が明けて折り返しに入ったとこ … 続きを読む

【映画コラム】スコセッシ自身の葛藤が反映された力作『沈黙-サイレンス-』

映画2017年1月21日

 遠藤周作の歴史小説『沈黙』を、マーティン・スコセッシ監督が映画化した『沈黙-サイレンス-』が公開された。  17世紀、キリスト教が禁じられた江戸時代初期の日本で、棄教したとされる師のフェレイラ(リーアム・ニーソン)の消息を探るため、若き宣 … 続きを読む

【芸能コラム】「答えは一つじゃない」女性主人公のジレンマに挑む井伊直虎 「おんな城主 直虎」

ドラマ2017年1月17日

 1月8日から放送が始まったNHK大河ドラマ第56作「おんな城主 直虎」。戦国時代に家を守るため、女性でありながら当主となって乱世を生き抜いた井伊直虎(柴咲コウ)の激動の生涯を描く物語だ。  既に放送された第1回、第2回では、少女時代の直虎 … 続きを読む

【映画コラム】デ・ニーロの○○シーンに目が点になる『ダーティ・グランパ』

映画2017年1月7日

 名優ロバート・デ・ニーロと期待の若手俳優ザック・エフロンの共演で、ハチャメチャな祖父と真面目な孫の旅の様子を描いたコメディー『ダーティ・グランパ』が公開された。  1週間後に結婚を控えた弁護士のジェイソン(エフロン)は、妻を亡くした祖父の … 続きを読む

第2のディーン・フジオカは誰だ!? 2017年注目必至の“逆輸入俳優”たち

ドラマ2017年1月4日

 昨年もっとも話題を集めたドラマといっても過言ではない、「逃げるは恥だが役に立つ」。さまざまなアニメやドラマのパロディーを盛り込みながら、森山みくり(新垣結衣)と津崎平匡(星野源)の“契約結婚”の行方を描いたラブコメストーリーはもとより、メ … 続きを読む

「逃げ恥」超えは出るか? 1月クールは漫画原作ドラマに注目!

ドラマ2017年1月3日

 昨年(2016年)注目を集めたドラマといえば、なんといっても、新垣結衣と星野源の「逃げるは恥だが役に立つ」だろう。主人公・森山みくり(新垣)と恋愛経験のない独身サラリーマン・津崎平匡(星野)の契約結婚から始まる同居生活を描いたこのドラマは … 続きを読む

真剣佑、ただの“2世”で終わらない! 2017年、菅田将暉に次ぐネクストブレーカーの筆頭に!

アイドル2017年1月2日

 アクション俳優、千葉真一の息子で、甘いマスクと空手道で精錬された精神と肉体、駆け出しながらも真摯(しんし)に作品に向き合って作り上げるキャラクターが好評で、昨年から映画・ドラマなどでよく顔を見るようになった真剣佑(まっけん・ゆう)。親の力 … 続きを読む

タモリに純次に鶴瓶にマツコ… ぶらり系番組の魅力

テレビ2017年1月1日

 地井武男の「ちい散歩」、加山雄三の「若大将のゆうゆう散歩」の流れを汲んで、2015年の9月にスタートした高田純次の「じゅん散歩」が好調だ。都内と周辺の各地域を高田が散歩しながら、その地域の魅力を伝える紀行番組で、毎週月曜から金曜の午前中に … 続きを読む

【コラム 2016年注目の俳優たち】 最終回 星野源&菅田将暉ほか 2016年、記憶に残る俳優たち 

ドラマ2016年12月30日

 本コラムでは、これまで数多くの俳優たちの活躍を紹介してきたが、2016年の締めくくりとして、印象に残った俳優を振り返ってみたい。  今年最も話題を集めたテレビドラマと言えばNHK大河ドラマ「真田丸」と「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS系) … 続きを読む

【映画コラム】2016年映画ベストテン

映画2016年12月30日

本映画コラムも2016年は今回が収めの回。そこで筆者の独断と偏見でベストテンを選んでみました。   外国映画1.ハドソン川の奇跡2.ブリッジ・オブ・スパイ3.トランボ ハリウッドに最も嫌われた男4.スポットライト 世紀のスクープ5 … 続きを読む

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