【映画コラム】CGの発達で映画化が可能になった『ランペイジ 巨獣大乱闘』と『ピーターラビット』
2018年5月19日

 今週は、CGの発達によって映画化が可能になった“動物絡み”の2作を紹介する。まずは、ドウェイン・ジョンソンが、巨獣たちと互角に渡り合う!?『ランペイジ 巨獣大乱闘』から。

(C)2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

 遺伝子操作の実験の失敗によって、ゴリラとオオカミとワニが巨大化かつ凶暴化する。シカゴを舞台に、大乱闘を始めた“巨獣たち”に、元特殊工作員で今は動物学者となったオコイエ(ジョンソン)が立ち向かうというはちゃめちゃな設定。「ランペイジ」とは暴れ回ることだ。

 CGによる特撮を前面に押し出した“超絶映画”だが、もともとがアーケードゲームだったこともあり、アトラクション的な要素が強い。街中での巨獣同士の闘いなど、日本の怪獣映画を思わせるところもある。

 とはいえ、本作は、やはり元プロレスラーのザ・ロックことジョンソンありきの映画には違いない。例えば、ジャングルのシーンでは同じく彼が主演した公開中の『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』を思い出し、ヘリコプターを操縦するシーンでは『カリフォルニア・ダウン』(15)を思い出すからだ。

 それにしても、巨獣たちと等身大で互角に渡り合ってしまうジョンソンは、いくらなんでも…とは思いつつも、最後は「まあ、彼の映画に理屈は要らないか」と妙に納得させられてしまう。これもまたお決まりのパターン。このように、何も考えずに楽しめるところが、ジョンソン主演映画の魅力なのだ。

 
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