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すごくチームワークがいいですね。もう少しすると、さらに若い選手が加わってくるのですが、斎藤(工/高石勝男役)さんや大東(駿介/鶴田義行役)さんが、僕と彼らの間に入って話をしてくれるんです。それが本物の選手団のような雰囲気で…。ロスオリンピックの撮影が終わった後には、みんなでプールの中で追い掛けっこをしたり、写真を撮ったり、学生のようににぎやかでほほ笑ましかったです。彼らはこの作品が終わった後も、仲良くやっていくんじゃないでしょうか。そういういい雰囲気が、そのまま映像に映っていると思います。ただ僕は、急に年を取ったような気になりましたが(笑)。
存在感です。お会いしたのは初めてでしたが、まさに“ショーケン”。圧倒されました。ご病気だとは知りませんでしたが、とても熱心に台本と向き合い、自分の動きを細かく書き込んでいらっしゃいました。一つ一つの芝居の意味を、深く考えていらっしゃる方なんだな…と。別の回では、僕が渡したオランダ土産の木靴で殴られる場面もありますが、それは萩原さんのアドリブです。「ゴン!」と音がして、ものすごく痛かったですが、おかげで「ショーケンさんに最後に殴られた俳優」という箔が付きました(笑)。
オリンピックの水泳シーンは、やっぱり盛り上がりました。本物の中継のように、選手を追って移動するカメラで撮影しているので本格的。しかも、日本の選手は俳優が演じていますが、外国の選手は本物の選手を呼んでいるので、表情も真剣。ベルリンオリンピックの「前畑ガンバレ!」のシーンでは、河西アナウンサー役のトータス松本さんと2人で、声をからしてしまいました(笑)。すごくいいシーンになったと思います。その一方で、ヒトラーの登場シーンは緊張感がものすごい。怖いもの知らずの田畑は「ヘイ!」と気軽に呼び止めてしまいますが、ドイツ軍に関して指導する方からは「射殺されますよ」と言われました(笑)。
(取材・文/井上健一)
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