中村勘九郎「宝物になりました」 阿部サダヲ「何をするか分からない感じでやりたい」

2019年6月11日 / 18:44

中村勘九郎(左)と阿部サダヲ

 NHKで放送中の大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」第24回「種まく人」、第25回「時代は変る」のマスコミ向け試写会が11日、東京都内で行われ、第一部の主人公・金栗四三を演じる中村勘九郎と第二部の主人公・田畑政治役の阿部サダヲが会見に応じた。

 6月23日放送の第24回が第一部の最終回で、30日放送の第25回から第二部がスタートすることから、両者の“主役たすきリレー会見”となった。

 ここまで主役を務めてきた勘九郎は、昨年4月から1年におよぶ撮影を「スタッフの皆さんに支えてもらいながら、すごい美術とセット、そしてストックホルムの1カ月のロケと、役者人生でこの先、経験できるかどうかということを1年でやらせてもらいました。宝物になりました」と述懐した。

 第25回からスタートする第2部については、「本当に圧倒的な熱量とパワー。僕たちができなかったことを一瞬でやってしまう田畑さんの熱量を拝見しました」と語った。

 さらに、田畑が水泳日本代表チームの総監督として活躍することから、「この後、水泳はものすごい数のメダルを取ってくるので、ものすごくうれしい。頑張ってください」と阿部にエールを送った。

 これに対して阿部は、「金栗さんは今後出てこないわけじゃないので。まだ見せ場がいっぱいある」とフォロー。自身については「田畑さんは得体の知れない人。何するか分からないようなところがあるので、僕も何をするか分からない感じでやりたい。それを受け止めてくれる役者さんがたくさんいらっしゃるので、すごく楽しくやってます」と語った。

 続いて、現場の状況について、「ベルリンオリンピックの撮影中で、現場にはヒトラーがいるんです。大変な緊張感。『ヘイ!』と呼び止めるシーンがあるんですけど、ドイツ語指導の方からは『そんなふうに呼び止めたら射殺されますから』と言われました」とユーモアたっぷりに語り、撮影が順調に進んでいる様子をうかがわせた。


芸能ニュースNEWS

長尾謙杜&山田杏奈がW主演 映画『恋に至る病』大ヒット御礼舞台挨拶

映画2025年11月6日

 映画『恋に至る病』大ヒット御礼舞台挨拶が11月5日、東京都内で行われ、W主演の長尾謙杜(なにわ男子)& 山田杏奈が登壇した。  本作は、TikTokで200万回再生を超える大反響を呼んだ作家・斜線堂有紀氏による衝撃の恋愛小説を映画化。内気 … 続きを読む

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「三谷幸喜さんの描く喜劇は恐ろしい」「井上順ここにあり。ペーソスあふれる芝居を見せてくれた」

ドラマ2025年11月6日

 「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第6話が、5日に放送された。  脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総勢25人超の全 … 続きを読む

「スクープのたまご」週刊誌記者への罵倒シーンに反響 美容師の言葉が「正論で苦しい」「さすが文春」

ドラマ2025年11月5日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第5話が、4日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新人 … 続きを読む

「娘の命」殺人事件の黒幕に“新堂”竹財輝之助が浮上 「竹財輝之助さん、またクズ野郎役」「全部がつながって面白い」

ドラマ2025年11月5日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第5話が、4日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いやっ … 続きを読む

「じゃあつく」“ミナト”青木柚の衝撃発言に「扱いが難しい」の声 「“勝男”竹内涼真が便器に挟まれる姿がシュール過ぎて爆笑」

ドラマ2025年11月5日

 夏帆と竹内涼真がW主演するドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS系)の第5話が、4日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、“恋人ファースト”ゆえに自分を見失ってしまった山岸鮎美(夏帆)と、“料理は女が作って当たり … 続きを読む

Willfriends

page top