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屋良 まあできればね、できれば見せたくないですけど。
堂本 でも最近は、みんな結構見せ合うんですよ。特にコイツ(内)、ヒッドイですよ。
内 俺、全力で見せますからね!
堂本 でもそれが逆に、なんだろうな、もちろん張り詰めた部分というのも必要だと思うんですね。だけど、中ではちょっと気持ちが和むというか、彼は全力でそういうところを出してくるので。逆に「うわっ、コイツ疲れてるわ。おもろいわ~」ってこっちが上がるんです(笑)。
屋良 本当に喜ぶんですよ。正直、僕も最初は光一くんの方が大変だし、光一くんの前では(疲れたところを)見せちゃいけないとずっと思っていたんですけど、ある時、僕がこう(ヘトヘトで倒れて)なっているのを見たとたん、光一くんが「屋良っち、疲れてるねぇ~!! イェー!」ってめっちゃテンションが上がってて。
堂本 そこはちょっと”ドS”なんですけど、でも、作品自体はすごく”ドM”にならないとできないものなので。屋良ってすごく体力もあるけど、その屋良が疲れているのを見るのはうれしくてしょうがない。何度も言っているように、本当にボロボロになればなるほど…っていうのは、それは僕もなんですよ。その分だけこの作品はよくなる。何度も言っているように”ドM作品”ですから、出演者にとっては。
堂本 本当にそうなんです。だから、疲れてるのを見ると「今日コイツ絶対いいもんが出るな~」とか、それが楽しみなんですよね。
屋良 もちろん。僕も探しますからね。舞台袖にはけたら探してますから。「光一くん疲れてねえかな」って探します。
屋良 でもね、僕が疲れているときは元気なんです。で、光一くんが疲れてるときは僕が元気なんです。真逆なんです。
堂本 真逆なんですよ。だからこそ高め合えるんですよね。それは不思議ですよね。それは内も一緒だよね?
内 そうですね。それはありますね。
内 (今年の)ギックリ腰は、ほんまビックリしましたね。”ギックリ腰”って言うじゃないですか、日本で。あれ僕、調べたんですよ。なんか名前がかわいいじゃないですか、ポップというか。
屋良 アハハハ!
内 ”ギックリ!”って。でも、そんな痛みじゃないんですよ。それがなんか悔しくて。で、いろいろ国別に調べてみたら、ドイツでは”魔女の一撃”って言われているんです。
一同 アハハハハ!
内 日本もこれからギックリ腰を”魔女の一撃”と呼んだらいいんじゃないかと。だから来年はそれに気を付けて。
堂本 なるほどね。内はね、9月、10月まで時間があるので、体をちゃんと作れる。
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