舞台「Endless SHOCK」囲み取材(13年11月21日)詳報

2013年11月29日 / 01:34

――でも光一くんに疲れた表情を見せたくないですよね?

屋良 まあできればね、できれば見せたくないですけど。

堂本 でも最近は、みんな結構見せ合うんですよ。特にコイツ(内)、ヒッドイですよ。

 俺、全力で見せますからね!

堂本 でもそれが逆に、なんだろうな、もちろん張り詰めた部分というのも必要だと思うんですね。だけど、中ではちょっと気持ちが和むというか、彼は全力でそういうところを出してくるので。逆に「うわっ、コイツ疲れてるわ。おもろいわ~」ってこっちが上がるんです(笑)。

屋良 本当に喜ぶんですよ。正直、僕も最初は光一くんの方が大変だし、光一くんの前では(疲れたところを)見せちゃいけないとずっと思っていたんですけど、ある時、僕がこう(ヘトヘトで倒れて)なっているのを見たとたん、光一くんが「屋良っち、疲れてるねぇ~!! イェー!」ってめっちゃテンションが上がってて。

堂本 そこはちょっと”ドS”なんですけど、でも、作品自体はすごく”ドM”にならないとできないものなので。屋良ってすごく体力もあるけど、その屋良が疲れているのを見るのはうれしくてしょうがない。何度も言っているように、本当にボロボロになればなるほど…っていうのは、それは僕もなんですよ。その分だけこの作品はよくなる。何度も言っているように”ドM作品”ですから、出演者にとっては。

――ボロボロになった分だけ輝けると。

堂本 本当にそうなんです。だから、疲れてるのを見ると「今日コイツ絶対いいもんが出るな~」とか、それが楽しみなんですよね。

――ちなみに光一くんの疲れた表情を見たことは?

良 もちろん。僕も探しますからね。舞台袖にはけたら探してますから。「光一くん疲れてねえかな」って探します。

――疲れていたことはありましたか?

屋良 でもね、僕が疲れているときは元気なんです。で、光一くんが疲れてるときは僕が元気なんです。真逆なんです。

堂本 真逆なんですよ。だからこそ高め合えるんですよね。それは不思議ですよね。それは内も一緒だよね?

 そうですね。それはありますね。

――内くんは来年はケガやギックリ腰は大丈夫そうですか?

 (今年の)ギックリ腰は、ほんまビックリしましたね。”ギックリ腰”って言うじゃないですか、日本で。あれ僕、調べたんですよ。なんか名前がかわいいじゃないですか、ポップというか。

屋良 アハハハ!

 ”ギックリ!”って。でも、そんな痛みじゃないんですよ。それがなんか悔しくて。で、いろいろ国別に調べてみたら、ドイツでは”魔女の一撃”って言われているんです。

一同 アハハハハ!

 日本もこれからギックリ腰を”魔女の一撃”と呼んだらいいんじゃないかと。だから来年はそれに気を付けて。

堂本 なるほどね。内はね、9月、10月まで時間があるので、体をちゃんと作れる。


特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

【Kカルチャーの視点】異領域を融合する舞台芸術、演出家イ・インボの挑戦

舞台・ミュージカル2025年7月3日

▽長い時を刻む、大衆文化とは異なる魅力 -Kカルチャーが世界で注目される今、今回のような舞台表現はKカルチャーの中にどう位置づけられると思いますか?  K-POPや映画などの大衆文化も素晴らしいですが、伝統芸術はそれよりもはるか以前から続い … 続きを読む

毎熊克哉「桐島が最後に何で名乗ったのかも観客の皆さんが自由に想像してくれるんじゃないかと思いました」『「桐島です」』【インタビュー】 

映画2025年7月3日

-実際に演じてみて感じたことや、演じる上で心掛けたことや気を付けたことはありましたか。  自分が桐島を演じる上で一番重要だと思ったのは、(偽名の)「ウチダヒロシ」として、1人の部屋で朝を迎えて、窓を開けてコーヒーを飲んでというシーンでした。 … 続きを読む

磯村勇斗&堀田真由、ともにデビュー10年を迎え「挑戦の年になる」 ドラマ「僕達はまだその星の校則を知らない」【インタビュー】

ドラマ2025年7月2日

 磯村勇斗主演、堀田真由、稲垣吾郎が出演するカンテレ・フジテレビ系“月10ドラマ”「僕達はまだその星の校則を知らない」が7月14日から放送スタートする。本作は、独特の感性を持つがゆえに何事にも臆病で不器用な主人公・白鳥健治(磯村勇斗)が、少 … 続きを読む

蓮佛美沙子&溝端淳平「カップルや夫婦が“愛の形”を見直すきっかけになれたら」 グアムで撮影した新ドラマ「私があなたといる理由」【インタビュー】

ドラマ2025年7月1日

 ドラマ「私があなたといる理由~グアムを訪れた3組の男女の1週間~」が、7月1日からテレ東系で放送がスタートする。本作は、グアムを訪れた世代が違う男女3組のとある1週間を描いた物語。30代の夫婦(蓮佛美沙子、溝端淳平)、20代の大学生カップ … 続きを読む

風間俊介「横浜流星くんと談笑する機会が増えてきたことがうれしい」蔦重と和解した鶴屋喜右衛門役への思い【大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」インタビュー】

ドラマ2025年6月29日

-それが変わってきたということでしょうか。  物事は、ある程度加速がつき、歯車がスムーズに回り始めれば、少ないエネルギーで進んでいくようになりますが、スタートするときは膨大なエネルギーが必要です。この作品もそういう過程を経て、ようやく彼が笑 … 続きを読む

Willfriends

page top