• 小池栄子

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「鎌倉殿の13人」第35回「苦い盃」過酷な時代を「何とか」生き抜く人々の物語【大河ドラマコラム】

コラム2022年9月16日

 「これだけは言っておくよ。おまえの悩みは、どんなものであっても、それはおまえ一人の悩みではない。遥か昔から、同じことで悩んできた者がいることを忘れるな。この先も、おまえと同じことで悩む者がいることを、忘れるな。悩みというのは、そういうものじゃ。おまえ一・・・続きを読む

「鎌倉殿の13人」第33回「修善寺」闇を深めた義時の心に響く運慶の言葉【大河ドラマコラム】

コラム2022年9月3日

 「小四郎(=北条義時)、何年ぶりだ」「15年になりますね」「おまえ、悪い顔になったな」「それなりに、いろいろありましたから」  「だが、まだ救いはある。おまえの顔は、悩んでいる顔だ。己の生き方に、迷いがある。その迷いが救いなのさ。悪い顔だが、いい顔だ。あ・・・続きを読む

「小栗さんがいなければ、演じられなかった」苦悩の鎌倉幕府2代将軍役 金子大地(源頼家)【「鎌倉殿の13人」インタビュー】

インタビュー2022年8月28日

 NHKで放送中の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」。物語は鎌倉幕府初代将軍・源頼朝(大泉洋)亡き後の御家人同士の権力闘争に突入したが、その渦中で運命を翻弄(ほんろう)されるのが、頼朝の息子で2代将軍の源頼家だ。8月28日放送の第33回では、頼家にさらなる過酷な運命・・・続きを読む

「鎌倉殿の13人」第32回「災いの種」覚悟を決めた義時の心に積もる悲しみ【大河ドラマコラム】

コラム2022年8月27日

 「頼家さまの軽々しい一言が、忠義に厚いまことの坂東武者を、この世から消してしまわれたのです」「わしが悪いようにいうな。もともとは北条が…」「もちろん、そうでございます。しかし、よろしいですか。頼家さまのお気持ちが変わらぬ限り、同じことがまた繰り返されるの・・・続きを読む

「鎌倉殿の13人」第31回「諦めの悪い男」比企一族滅亡を画策した北条義時の迷い【大河ドラマコラム】

コラム2022年8月20日

 NHKで放送中の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」。8月14日に放送された第31回「諦めの悪い男」では、歴史上で「比企能員の乱」と呼ばれる事件が起き、北条氏のライバル、比企一族が滅亡。  『吾妻鏡』では「北条時政が比企能員を暗殺し、比企一族を滅ぼした」と書かれてい・・・続きを読む

「競争の番人」“六角”加藤清史郎の決意に「カッコいい」 アレス電機編が解決「仲間との絆は大事だと思った」

TOPICS2022年8月8日

 坂口健太郎と杏がW主演するドラマ「競争の番人」(フジテレビ系)の第5話が、8日に放送された。  本作は、“公正取引委員会”を舞台に、天才で理屈っぽくひねくれ者の小勝負勉(坂口)と、実直で感情のままに行動する元刑事の白熊楓(杏)がバディを組み、独占禁止法に・・・続きを読む

「鎌倉殿の13人」第29回「ままならぬ玉」 物語に新鮮な緊張感をもたらす若手俳優陣の活躍【大河ドラマコラム】

コラム2022年8月6日

 NHKで放送中の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」。7月31日放送の第29回「ままならぬ玉」では、梶原景時(中村獅童)亡き後、北条家と比企家が権力争いを繰り広げるさまと、その間で自らの在り方に苦悩する2代目鎌倉殿・源頼家(金子大地)の姿が描かれた。  時に宿・・・続きを読む

「競争の番人」ダイロクが新たな下請けいじめに挑む 次週、“六角”加藤清史郎親子の関係も明らかに

TOPICS2022年8月1日

 坂口健太郎と杏がW主演するドラマ「競争の番人」(フジテレビ系)の第4話が、1日に放送された。  本作は、“公正取引委員会”を舞台に、天才で理屈っぽくひねくれ者の小勝負勉(坂口)と、実直で感情のままに行動する元刑事の白熊楓(杏)がバディを組み、独占禁止法に・・・続きを読む

「競争の番人」初回、坂口健太郎と杏がバディに 敵対する山本耕史&小日向文世の「憎らしい」演技も話題

TOPICS2022年7月11日

 坂口健太郎と杏がW主演するドラマ「競争の番人」(フジテレビ系)の第1話が、11日に放送された。  本作は、“公正取引委員会”を舞台に、天才で理屈っぽくひねくれ者の小勝負勉(坂口)と、実直で感情のままに行動する元刑事の白熊楓(杏)がバディを組み、独占禁止法に・・・続きを読む

【大河ドラマコラム】「鎌倉殿の13人」第26回「悲しむ前に」義時が受け取った頼朝の観音像に込められた思い

コラム2022年7月7日

 「これまで頼朝さまを支えてきたように、これからは私を支えてください。お願い」  こう語った亡き源頼朝(大泉洋)の妻・政子(小池栄子)は、懐から何かを取り出すと、弟の義時(小栗旬)の手に握らせる。  義時が手を開くと、そこにあるのは小さな観音像。「姉上…」・・・続きを読む

頼朝死す! 激動の鎌倉幕府!「義時がこの後どうなっていくのか、僕にも分かりません」三谷幸喜(脚本)【「鎌倉殿の13人」インタビュー】

インタビュー2022年7月3日

 NHKで放送中の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」。7月3日に放送された第26回「悲しむ前に」では、鎌倉幕府初代将軍・源頼朝(大泉洋)の死と、それによって揺れ動く幕府内の騒動が描かれた。これから物語はどうなっていくのか。今後の展望も交えつつ、脚本の三谷幸喜が作品・・・続きを読む

話題を集めた頼朝役を終えて「三谷さんには感謝しかないです」大泉洋(源頼朝)【「鎌倉殿の13人」インタビュー】

インタビュー2022年7月3日

 NHKで放送中の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」。7月3日放送の第26回「悲しむ前に」では、主人公・北条義時(小栗旬)の主君で、ここまで物語をけん引してきた鎌倉幕府初代将軍・源頼朝(大泉洋)がついにこの世を去った。今までの頼朝像を覆す斬新なキャラクターは大きな・・・続きを読む

【大河ドラマコラム】「鎌倉殿の13人」第25回「天が望んだ男」死期迫る頼朝の陰に隠れた女たちの火花散る戦いの予感

コラム2022年7月1日

 NHKで放送中の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」。6月26日に放送された第25回「天が望んだ男」では、死が近づく源頼朝(大泉洋)の姿が描かれた。脚本の三谷幸喜はこの回について、インタビューで「厳かに頼朝をみとるような回」と語っていたが、随所に今後の伏線になりそうな出・・・続きを読む

【大河ドラマコラム】「鎌倉殿の13人」第22回「義時の生きる道」絶頂を極める源頼朝の歩みに北条義時の生きざまを絡めた鮮やかな構成

コラム2022年6月11日

 NHKで放送中の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」。6月5日放送の第22回「義時の生きる道」では、天下を平定した源頼朝(大泉洋)が征夷大将軍へと駆け上がり、絶頂を極めるまでの歩みとともに、愛妻・八重(新垣結衣)を失った悲しみに沈む主人公・北条義時(小栗旬)の再生・・・続きを読む

大河ドラマ初出演で知った当時の人々の思い「価値観や常識は違っても、抱く感情は変わらない」新垣結衣(八重)【「鎌倉殿の13人」インタビュー】

インタビュー2022年5月22日

 NHKで放送中の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」。名手・三谷幸喜の巧みな脚本と主人公・北条義時役の小栗旬をはじめとした俳優陣の好演により、およそ800年前の平安末期から鎌倉初期を彩った人々の活躍が生き生きと現代によみがえり、好評を博している。その1人が、源頼朝(・・・続きを読む

【大河ドラマコラム】「鎌倉殿の13人」第10回「根拠なき自信」生き生きとした三谷脚本が際立たせる女性たちの活躍

コラム2022年3月16日

 兄・源頼朝(大泉洋)に従って常陸の佐竹氏征伐に出陣し、誰もがあっと驚くような作戦を立案しながらも、その実力を発揮する機会もなく鎌倉に戻った義経(菅田将暉)。  膝枕をした上で、「誰もが考えつかなかったようなことを九郎殿は思いつかれた。素晴らしいではない・・・続きを読む

【大河ドラマコラム】「鎌倉殿の13人」第8回「いざ、鎌倉」多彩な表情と人間くささが際立つ源頼朝の魅力

コラム2022年3月3日

 2月27日に放送されたNHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第8回「いざ、鎌倉」。この回、話題を集めたのは、ウサギ狩りで争いになった野武士をだまし討ちにした源義経(菅田将暉)の非道ぶりだった。  確かに、「りりしい若武者」「悲劇の武将」といった今までのイメー・・・続きを読む

【大河ドラマコラム】「鎌倉殿の13人」第4回「矢のゆくえ」現代語のせりふが醸し出す臨場感

コラム2022年2月3日

 NHKで好評放送中の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」。1月30日に放送された第4回「矢のゆくえ」では、源頼朝(大泉洋)による反平家挙兵の前日と当日の2日間に焦点を当て、大事を前に揺れ動く人間模様を描いて見せた。  思うように兵が集まらず、ついに自ら坂東武・・・続きを読む

【大河ドラマコラム】「鎌倉殿の13人」第3回「挙兵は慎重に」頼朝の挙兵決断に至る鮮やかな展開

コラム2022年1月27日

 NHKで好評放送中の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」。1月23日に放送された第3回「挙兵は慎重に」では、北条家の婿となった源頼朝(大泉洋)が、平家打倒の挙兵を決意するまでが描かれた。45分という枠の中、以仁王(木村昴)の挙兵の史実なども絡めて巧みに伏線を織り込み・・・続きを読む

【大河ドラマコラム】「鎌倉殿の13人」第2回「佐殿の腹」義時と頼朝、「奇妙なバディ」の鮮やかな船出

コラム2022年1月19日

 「おまえだけには話しておく。いずれわしは挙兵する。都に攻め上り、憎き清盛の首を取り、この世を正す」  突然、思いもよらない話を始めた頼朝に対して、義時は「お待ちください」と制止する。しかし頼朝は構わず、次のように続ける。  「法皇様をお支えし、この世を・・・続きを読む

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