「競争の番人」ダイロクが新たな下請けいじめに挑む 次週、“六角”加藤清史郎親子の関係も明らかに

2022年8月2日 / 06:30

「競争の番人」(C)フジテレビ

 坂口健太郎と杏がW主演するドラマ「競争の番人」(フジテレビ系)の第4話が、1日に放送された。

 本作は、“公正取引委員会”を舞台に、天才で理屈っぽくひねくれ者の小勝負勉(坂口)と、実直で感情のままに行動する元刑事の白熊楓(杏)がバディを組み、独占禁止法に関わる違反行為を取り締まり、談合やカルテルなどの不正を働く企業の隠された事実をあぶり出す様子を描く。

 小勝負や白熊たち公正取引委員会・第六審査、通称ダイロクのメンバーは、世界的な電機メーカー「アレス電機」の優越的地位の濫用について調べることになった。

 アレス電機は、自社の地位を利用した部品単価の一方的な減額や支払期限の延長を強制する、いわゆる下請けいじめがあることが疑われていた。

 第六審査長の本庄聡子(寺島しのぶ)が、アレス電機について説明していると、白熊は、役員の中に強盗殺人事件の捜査中に取り逃した柴野(岡田義徳)がいることに気付く。

 だが、今は公取委なので、柴野が関わったと思われる強盗殺人事件の捜査はできない。

 警察も動く気配がなく、独自に動いた検察も上層部に止められていた。そこで、ダイロクのメンバー桃園千代子(小池栄子)は、同じメンバーの六角洸介(加藤清史郎)に、検察庁の幹部である父親に確かめることを依頼する。

 今回、六角の父が検察庁の幹部・六角敦夫(羽場裕一)であることが明らかになった。8日に放送される第5話では、2人の関係に焦点が当たる。

 さらに、アレス電機をめぐり、公取と検察のバトルが勃発。ダイロクがアレス電機の立入検査に出向くと、検察が踏み込んできて、資料を差し押さえてしまう。

 なぜ、極秘なはずの立入検査の情報が検察に漏れたのか。そして、なぜ、検察庁幹部の敦夫を父親に持つ六角が公取委にいるのかが注目される。


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