松坂桃李「わが子に『一緒に考えてみよう』と言い続けると心に決めました」「御上先生」合同取材会

2025年3月16日 / 08:00

 TBS系で好評放送中の日曜劇場「御上先生」。第9話の放送を前に主役の御上孝を演じている松坂桃李の取材会が行われた。

(C)TBS

-今作に参加されてどんなお気持ちですか?

 今作のようにメッセージ性の強い作品で、ギリギリなワードやせりふ、描写などを含めたものを、地上波ドラマで成し遂げたという実績は自分の中でとても大きなことだと思いました。これがゴールではないですが、メッセージ性とエンタメ性を融合させて視聴者にお届けする、これを改めて続けていきたいと思いました。

-もしシーズン2があるとしたらどんな作品に

 シーズン2が仮にあるとしたら、同じ世界線の御上じゃない人が主人公でやった方がいいと思います。今作では文科省と学校のことを問題提起をしましたが、例えば生徒の神崎拓斗(奥平大兼)が大人になって何か問題提起をするとか、違う登場人物が同じ御上先生の世界線で違う現場の問題を提起する方がおもしろいのではないかと思います。

-生徒役の俳優のみなさんから感じたものはありますか?

 今回、生徒役のみなさんを見ていて思ったのは、事務所としては「とにかく目立って」と思いがちですが、今作で生徒役を演じた皆さんにはそのような感じは一切ありませんでした。皆さんはそのシーンを成立させることだけを考えて芝居をしていると感じました。具体的には、クランクインの段階で最終話までの台本もあり、皆さんは逆算をして点から線につながるように芝居をされていたので、一切無駄がない。それを今のキャリアでやれているということが本当にすごいなと思います。

-今作に関わる中で新たに芽生えた思いはありますか?

 あらためて、僕自身が父親になったということもあり、この国の未来の教育環境がどうなっているのかが気になります。生徒自身が主体性を持って考え、発言に責任をもって物事に向き合っていく、そういった教育環境が主体になれば、また違った世の中になっていくのではないかと思います。

(C)TBS

 
  • 1
  • 2

特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

柳楽優弥「川栄さんと真剣に作品に向き合ってきた」川栄李奈「柳楽さんを信頼しています」共演4度目の2人が伝説的作品に挑む『RYUJI 竜二』【インタビュー】

映画2026年10月30日

 1983年に公開されるや否や観客の熱狂的な支持を集めた『竜二』。直後に主演・脚本の金子正次が急逝したことも重なり、伝説的作品として時代を超えて語り継がれてきた。その伝説が、新たに『RYUJI 竜二』として令和の現代によみがえる(10/30 … 続きを読む

横浜流星に「流星をよろしく」の声続々 『国宝』脚本家・奥寺佐渡子が「LOST10」で感じた愛される人柄【インタビュー】

ドラマ2026年10月30日

 横浜流星が主演するドラマ「LOST10」が、毎週金曜午後10時からTBS系で放送中だ。本作は、横浜と映画『国宝』以来の再タッグとなる奥寺佐渡子氏が脚本を担当し、「Nのために」「最愛」などを手掛けた塚原あゆ子監督らのチームが制作するヒューマ … 続きを読む

桐谷健太、「聖地X」で5年ぶりの舞台に挑む 「きっといろいろな刺激を受け、新たな感覚に出会える」【インタビュー】

舞台・ミュージカル2026年10月30日

 桐谷健太が主演する舞台、PARCO PRODUCE 2026「聖地X」が、11月5日から上演される。本作は、SFやホラー、怪談など“目に見えないもの”との関わりから人間の本質を描いてきた劇作家・演出家で、劇団イキウメ主宰の前川知大の代表作 … 続きを読む

丘みどり、ジャッキー・ウー監督「もっとうまく歌えと言われたことは何度もありますが、もっと素人っぽく素朴に歌ってほしいというのは初めてでした」『演歌の坂道』【インタビュー】

映画2026年10月29日

 乾物屋の女将として家族を支えながら、48歳にして演歌歌手の道を歩み始めた女性の奮闘を描く『演歌の坂道』が、10月16日から全国公開された。本作のジャッキー・ウー監督と、ヒロインの高橋良子を演じ、映画初主演を務めた演歌歌手の丘みどりに話を聞 … 続きを読む

「それぞれの年代で、あの時これをやっていたなという見方ができるのも面白いです」渡辺いっけい『月影のゴールデン街』【インタビュー】

映画2026年10月29日

 長年にわたり、テレビ界で活躍してきた錦信次監督が63歳にして長編映画監督デビューを果たし、新宿ゴールデン街を舞台に描いた人間ドラマ『月影のゴールデン街』が、10月30日から全国順次公開される。本作の主人公でスナックのマスター青木を演じた渡 … 続きを読む

page top