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私も子どもがいるので、ビアトリスがキャサリンに対して感じている母性だったり、お人好しと言われるほど人が好きというところは似ているのかなと思います。
ライブ感です。そのときに生まれるものを大切にしたいと思っています。慣れずに、焦らずに演じていきたいです。もちろん、生なので、お客さまからの反応が力になっているところも大きいと思います。せっかく同じ空間にいるので、何かを共有できたらいいなと思います。
舞台の場合、まさに今、本番を見せているので、映像とはまた違った緊張感があり、それが楽しくもあります。それから、映像よりも頭の先から足の先まで、全てを見られているという意識があります。一挙手一投足を見て、感じてもらうというのは、生でやっているからこそのものだと思いますし、そうした緊張感や刺激は舞台でしか得られないところではあると思います。
今の私の年代になったら、そんなことを考えている時間がもったいないというところに行き着いているので、そういうことに執着しないよう心をコントロールするよう心掛けると思います。ですが、それは狭いコミュニティーである家族の中でのこととなるとまた違ってくるのかもしれませんよね。ビアトリスの状況を考えると、とてもつらいと思います。誰かに認められて生きてきたわけではないビアトリスが、旦那さんからも女として見られなくなっていくわけで、じゃあ、ビアトリスはどうすれば良かったのでしょうね…。それは、稽古の中で見つけていければと思っています。
みんなそれぞれの正義と思いがあって、それがぶつかり合っているので、正解がないんですよね。見る人によって、それぞれ当てはまる人物が違うんじゃないかなと思います。
「橋からの眺め」(上段左から)伊藤英明、坂井真紀、福地桃子(下段左から)松島庄汰、和田正人、高橋克実
舞台・ミュージカル2025年6月18日
-ところで、松本さんはEXILEのパフォーマーを卒業されて今年で10年になります。この10年間を振り返ってみてご自身の中で何か変化はありましたか。 変化があったといえばありましたが、変わってないといえば変わってないです(笑)。EXILEの … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年6月16日
-濵田さんは歌がお得意ですが、アカペラは大変でしたか。 (普段の歌唱と)全然違います。アカペラは本当に難しい。出だしの音を間違えた瞬間に、もうハモれないんです。しかも、僕は舞台袖で音程を確認する時間もないので。その難しさがこの歌喜劇の肝だ … 続きを読む
映画2025年6月13日
-恒松さんはXなどSNSの発信も積極的にされていて、クリエーティブへの関心は高そうですね。 コメディーに出演する場合など、現場で「これをやってみよう」と、あれこれ試してみることは大好きです。元々私はものづくりが好きで、時間がある時は、プラ … 続きを読む
映画2025年6月13日
-この映画は『時をかける少女』など、大林宣彦監督作品の影響がとても感じられました。昔のものを見たりはしましたか。 あまりにも有名なので、気付いたら何回も見ていたという感じです。でも、今回は気付かないようにしていました。美雪としてそこに気付 … 続きを読む
映画2025年6月13日
『リライト』(6月13日公開) 高校3年の夏、美雪(池田エライザ)の学校に保彦(阿達慶)という少年が転校してくる。自分は未来人で、ある小説に憧れて300年後からタイムリープしてきたという保彦と秘密を共有することになった美雪は彼に恋をする。 … 続きを読む