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私も子どもがいるので、ビアトリスがキャサリンに対して感じている母性だったり、お人好しと言われるほど人が好きというところは似ているのかなと思います。
ライブ感です。そのときに生まれるものを大切にしたいと思っています。慣れずに、焦らずに演じていきたいです。もちろん、生なので、お客さまからの反応が力になっているところも大きいと思います。せっかく同じ空間にいるので、何かを共有できたらいいなと思います。
舞台の場合、まさに今、本番を見せているので、映像とはまた違った緊張感があり、それが楽しくもあります。それから、映像よりも頭の先から足の先まで、全てを見られているという意識があります。一挙手一投足を見て、感じてもらうというのは、生でやっているからこそのものだと思いますし、そうした緊張感や刺激は舞台でしか得られないところではあると思います。
今の私の年代になったら、そんなことを考えている時間がもったいないというところに行き着いているので、そういうことに執着しないよう心をコントロールするよう心掛けると思います。ですが、それは狭いコミュニティーである家族の中でのこととなるとまた違ってくるのかもしれませんよね。ビアトリスの状況を考えると、とてもつらいと思います。誰かに認められて生きてきたわけではないビアトリスが、旦那さんからも女として見られなくなっていくわけで、じゃあ、ビアトリスはどうすれば良かったのでしょうね…。それは、稽古の中で見つけていければと思っています。
みんなそれぞれの正義と思いがあって、それがぶつかり合っているので、正解がないんですよね。見る人によって、それぞれ当てはまる人物が違うんじゃないかなと思います。

「橋からの眺め」(上段左から)伊藤英明、坂井真紀、福地桃子(下段左から)松島庄汰、和田正人、高橋克実
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