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常盤さんとは、衣装合わせなどでお会いしていたんですけど、きちんとお話しできたのは現場に入ってからだったんです。ただ、現場に来てくださったときから、「関西のおかん」という雰囲気をすごく感じて。現場中もたくさん面倒を見ていただきましたし、娘として入りやすい雰囲気を作ってくださったのが大きかったです。
撮影に入る前に、監督を含めた3人でワークショップをするなど、事前にコミュニケーションを取る時間はあったので、「初めまして」で緊張することもなく、いい距離感でお芝居できたと思います。奥平さんは私より一つ年下なんですけど、堂々としていて、自分の芯がきちんとある方で、人間として憧れる部分もあったので、休憩中には奥平さんの持っている演技の価値観など、いろんなお話を聞くことができました。勉強になることが多く、改めてすごい俳優だなと。
私自身はあまり気にしていませんでした。ただ、ワールドプレミアなどでご覧いただいた男性の方から、「良かった」という感想をたくさん頂けたのはうれしかったです。
この映画で昨年の東京国際映画祭に参加させていただきましたが、人生に一度しかない初主演映画で、そういう経験をさせていただき、私自身、スタッフやキャストの皆さんにすごく恵まれたと思っています。この映画のほかにも、今年は主演映画が公開予定なので、このチャンスを無駄にしないように、今年もいろんな役を経験して、いろんなことを吸収していける年にしたいと思っています。
(取材・文・写真/井上健一)
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