エンターテインメント・ウェブマガジン
初めての監督作の撮影で緊張して、駄目駄目になるところとか、年を重ねてもギャンブルばかりしているなど、駄目なところはいっぱいあるけど、ゴウちゃんの持っている、映画作りへの情熱や、自分がやりたいことへの信念に、淑子が引かれるところは、すごくよく分かります。ゴウちゃんの目が常に真っすぐで、この人がやることを信じてみたいと思わせる強さがあるので、そこは淑子としても、私としても、好きになっちゃうなと思いました。
年を重ねたゴウちゃんってこうなるんだと、自然に頭の中でスライドさせることができました。自分が演じた淑子も自然に宮本さんにスライドしていて、何か自分たちの未来を見ているような気になりました。沢田さんが演じてらっしゃるゴウちゃんも、駄目駄目だけど、見捨てられないと思わせる不思議なパワーがあって、「ゴウちゃんって変わらないんだ」と思って、すごくいとおしい感じがしました。自分たちが成長した姿をお二人が演じているのを見て、「何でこんなにすてきなんだろう」と思いました。宮本さんの笑顔がとてもすてきなので、できる限り、あの優しくて柔らかくて温かい笑顔を、自分もまねできたらいいなあと思っていました。
この映画は、もちろん、ゴウちゃんと淑子の愛の物語もありますが、映画全体を通して、言葉にしなくても伝わる優しさや愛情はたくさんあると教えてくれるし、最初から最後まで何て温かい映画なんだろうと思います。気持ちのいい時間を過ごしていただける作品になっていると思います。
(取材・文・写真/田中雄二)
映画2026年10月30日
-以前お話を伺った際、柳楽さんはご自身のお芝居について「以前は自分を役に寄せていくやり方をしていたが、『浅草キッド』の後からは、自分のパーソナルな部分を役に反映させて演じるようにしている」というお話をされていました。今回、竜二という役に対し … 続きを読む
ドラマ2026年10月30日
-小駒と直の掛け合いで工夫したことはありますか。 小駒と直は年齢も職業も育ちも違い、仲良くなれる要素も、バディになれる要素も全くないと思ったので、まず2人の共通点を考えました。刑事も保険調査員も、被害者や遺族が一日でも早く安心できるように … 続きを読む
舞台・ミュージカル2026年10月30日
-5年前の「醉いどれ天使」以来の舞台出演となりますが、舞台にまた立ちたいという思いはずっとあったのですか。 お話をいただけるならと思っていました。ただ、役者は見てくださる方がいて、やりましょうとおっしゃっていただいてできるので、舞台に立つ … 続きを読む
映画2026年10月29日
-「いい日旅立ち」を何回も歌う場面がありましたが、いかがでしたか。 丘 自分の歌手生活で、「もっとうまく歌え」と言われたことは何度もありますが、「もっと素人っぽく素朴に歌ってほしい」というのは初めてでした(笑)。そこの引き算が難しかったです … 続きを読む
映画2026年10月29日
-ほぼ小さな店内で展開していく、どちらかというと演劇的な世界でしたね。 本当に狭い空間の中に皆さんがいる感じでしたが、共演者の中には舞台畑の人もいて、共通言語が持てる人たちが多かったので、それは楽でした。自分が好きな役者さんもいたので、そ … 続きを読む