LiLiCo「ドキュメンタリーは本気なんです」「TBSドキュメンタリー映画祭2026」【インタビュー】

2026年3月12日 / 10:23

 歴史的事件から、今起きている社会の動き、市井の人々の日常、注目のカルチャーまで、TBSテレビおよびJNN系列局の記者・ディレクターたちが、世に送り出してきたドキュメンタリーを集めた「TBSドキュメンタリー映画祭2026」が、3月13日からヒューマントラストシネマ渋谷ほかで順次開催される。アンバサダーを務めるLiLiCoに話を聞いた。

LiLiCo (C)エンタメOVO

-まず、この映画祭との関わりから伺います。

 2回目の時に「アンバサダーいかがですか」と聞かれました。その時は「何で1回目からじゃなかったのかな」ってスタッフと笑いながらやっていたんですけど、多分スタッフもまだ手探りだったと思うんです。その時も衝撃的な作品がいっぱいありましたが、そもそもドキュメンタリー映画が好きでした。それに加えて、ドキュメンタリーも含めて、映画をもっと広めなければいけないと思ったし、映画のことだったら、どんなに忙しくてもやりたいと思いました。しかも、ドキュメンタリーの題材には、自分が知らなかったり、興味がなかったものもいっぱいあったので、そういうものに触れられるいい機会だと思いました。毎回スタッフさんが「今年もどうですか」って来てくれるんですけど、こちらからお願いしたいほどです。

-改めて、ドキュメンタリー映画の魅力とは。

 もちろん、自分が知らないことや興味がないことにはなかなか目が向かないのも分かります。私もそういう人間だったから。それに、もしかしたら私には理解できないんじゃないかという不安もありました。例えば、悲惨な世界や大変な世界を知ることは怖いじゃないですか。でも、日頃の自分の生活の中でイラっとしたことや残念に思うことが、本当に小さなことだと思えるような力をもらえるんです。ドキュメンタリーは本気なんですよね。そこがドキュメンタリーの芯みたいなもので、人間をそのまま映している。テレビのニュースなどではなかなか伝わらない部分を深掘りするところがドキュメンタリーの魅力だと思います。描かれた問題を自分に置き換えて考えてみるのも大事なことだと思うし、それぞれにいろんなテーマがあるから、これだけ作品が並ぶと、改めていろんな視点や考え方があることを知らされます。本当に1本ずつに生きる知恵が詰まっていると思います。

 
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