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そうかもしれません(笑)。子役の子は、なぜか僕に懐いてくるんです。桧吏くんや(隆盛の次男の)寅太郎(林田悠作)とか、みんなはじけた子たちだったんですけど、“死んだふり”をするんですよ。で、僕が「寅太郎さあ、寅太郎さあ」と声を掛けると「何?」、そこへ「寝てただけかい!」と突っ込む(笑)。みんな緊張して現場に来ているせいか、そういうやりとりが気持ちよかったらしく、全員がそれをやるようになって…。しまいには亮平くんや(黒木)華ちゃん(西郷糸役)までやるようになりました(笑)。
ただ、桧吏くんはそうやって楽しそうにしていましたけど、撮影が終わった時、目を潤ませながらあいさつしているのを見たら、「この子にもプレッシャーがあったんだな」と思って、いとおしくなりました。それを少しでもほぐせたなら、お笑い芸人としては本望です(笑)。
先日、薩摩川内市で行われたトークショーに行ったら、「熊吉」と書いたうちわを持っている人があちこちにいたんです。「熊吉に癒やされる」、「熊吉がヒロインの1人」などと言ってくださる視聴者も多いらしく、本当にうれしい限りです。そういう意味では、明治編は出番が増えるので、楽しみにしていただければ。熊吉のことを好いてくれるお房という女性も登場して、ちょっとしたラブロマンス(?)みたいなものも描かれるので…(笑)。大きな事件もたくさん起こりますが、隆盛と一緒にいる熊吉を見て、ホッコリしてもらえたら理想的です。
(取材・文/井上健一)
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