「もっと勇気を出せるように、僕も菊次郎を見習いたいです」城桧吏(西郷菊次郎)【「西郷どん」インタビュー】

2018年10月21日 / 21:00

 戊辰戦争が終結し、薩摩に戻って“隆盛”と名を改めた西郷吉之助(鈴木亮平)。故郷で暮らす彼の下にやって来たのが、奄美大島で愛加那(二階堂ふみ)との間に生まれた息子・菊次郎だ。やがて、父・隆盛の期待を背負ってアメリカ留学に旅立つこととなる。演じるのは、カンヌ国際映画祭の最高賞パルム・ドールに輝いた『万引き家族』(18)で、世界の注目を集めた城桧吏。初めての大河ドラマ出演の感想を語ってくれた。

西郷菊次郎役の城桧吏

-出演が決まったときの気持ちは?

 初めての大河ドラマ出演だったので、最初はとても緊張しました。でも、現場に行ったら実際はすごく楽しくて、皆さんとても優しくて、居心地がよかったです。

-菊次郎を演じた感想は?

 今まで、菊次郎のことは全く知らなかったのですが、演じることが決まって勉強するうちに、どんな人生を送ってきたのかが分かり、面白くなってきました。

-菊次郎と自分が似ているところ、もしくは見習いたいと思った部分はありますか。

 似ているところはあまりないです。菊次郎はお母さん(=愛加那)から離れて、薩摩に行くと決めたところがすごいなぁと。僕はお母さんから離れるのは、寂しいから嫌です(笑)。でも、もっと勇気を出せるように、菊次郎を見習いたいと思いました。

-菊次郎は母・愛加那の下を離れ、糸(黒木華)に連れられて薩摩に行くことになりました。その場面を演じた感想は?

 薩摩に行くときは、お母さんから「行きなさい」と言われるんです。菊次郎は緊張して少し不安ですが、お母さんが糸さんにも「立派な薩摩の男にしてください」と言うので、行かなくちゃいけないんだな…と思いました。撮影の休憩中は、黒木さんも二階堂さんもとても優しくて、一緒に手遊びなどをして遊んでくれました。

-菊次郎の父・西郷隆盛を演じる鈴木亮平さんの印象は?

 鈴木亮平さんは、とてもカッコよくて、男らしくて、すごく強そうです。撮影のときは、「お父さんに語りかけるように」と、アドバイスをしてくれました。菊次郎はお父さんのことを「父上」と呼ぶのですが、鈴木さんは本当の父上みたいです。

-撮影では、菊次郎が生まれ育った奄美大島に行く機会はありませんでしたね。

 「西郷どん」のオープニング映像の奄美の海も、奄美ことば指導の先生から見せてもらった映像もすごくきれいで行ってみたくなりました。

 
  • 1
  • 2

特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

杉野遥亮&岡崎紗絵&宮澤エマ&向井康二「ムードメーカーは向井さん」 “山岳医療ドラマ”「マウンテンドクター」4キャストが撮影現場を語る【インタビュー】

ドラマ2024年7月13日

 杉野遥亮が主演を務めるドラマ「マウンテンドクター」(カンテレ・フジテレビ系)が、毎週月曜22時から放送中だ。本作は長野県松本市を舞台に、山岳医療の現場に放り込まれた青年医師が、さまざまな思いを抱えた山岳医や患者と触れ合い、現実と向き合いな … 続きを読む

「家族には、一線を超えてもそれを受け止めて、翌日にはケロッとしているという弾力みたいなものがある」橋口亮輔監督、江口のりこ『お母さんが一緒』【インタビュー】

映画2024年7月12日

 親孝行のつもりで母親を温泉旅行に連れてきた長女・弥生(江口のりこ)、次女・愛美(内田慈)、三女・清美(古川琴音)の三姉妹。3人が宿の一室で母親への愚痴を爆発させているうちにエスカレート。互いをののしり合う修羅場へと発展する。そこへ清美がサ … 続きを読む

柄本時生、賀来賢人、落合モトキ「みんなで語っていた夢を実現できたことがうれしい」長年の親友同士が、掃除屋たちの人間ドラマで共演「錦糸町パラダイス~渋谷から一本~」【インタビュー】

ドラマ2024年7月12日

 テレ東にて、7月12日(金)深夜24時12分から始まる「錦糸町パラダイス~渋谷から一本~」(略称:錦パラ)は、東京・墨田区錦糸町を舞台に掃除屋たちがさまざまな人々との出会いを重ねていく人間ドラマだ。本作は、俳優の柄本時生が初プロデュースを … 続きを読む

【週末映画コラム】親子について考える映画を2本 認知症の父と息子の葛藤を描く『大いなる不在』/激しくやり合う三姉妹の家族ドラマ『お母さんが一緒』

映画2024年7月12日

『大いなる不在』(7月12日公開)  幼い頃に自分と母を捨てた父・陽二(藤竜也)が警察に捕まったという知らせを受け、久しぶりに父のもとを訪れた卓(森山未來)は、認知症で変わり果てた父と再会する。  さらに、父の再婚相手の直美(原日出子)が行 … 続きを読む

石丸幹二「捨てるものもあれば、新しく受け取るものがあるのが人生」 年を重ねたからこそ分かる役との向き合い方【インタビュー】

舞台・ミュージカル2024年7月11日

 「劇団四季」の看板俳優として活躍し、退団後も数々のミュージカルや舞台作品に出演し、人気を博す石丸幹二。俳優としてのみならず、「題名のない音楽会」「健康カプセル!ゲンキの時間」の司会やオーケストラコンサートをはじめとした音楽活動もこなすなど … 続きを読む

Willfriends

page top