【気になるPERSON2013】平田薫 ドラマ「ラスト・シンデレラ」

2013年6月13日 / 05:00

――篠原さんや藤木さんとのシーンが多いですが、共演してみてどんな方でしたか?

平田薫

 お二人とも先輩として尊敬できる方で、常に勉強させていただいてます。篠原さんは次から次へとアドリブが出たり、いろんな表現の仕方があって、見ててすごく勉強になるんですよ。藤木さんも、私が立ってる場所が悪かったりすると「こっちの方がよく映るよ」とか教えてくださって(笑)。

――内容の濃い現場なんですね。

 篠原さんは普段すごく女性らしい方なのに、桜としての引き出しがたくさんあって。そのアドリブはどこから出てくるんだろうとすごく驚かされています。

――役作りで心掛けたことは?

 美容室のシーンではEXILEのNAOTOさんと滝沢沙織さんとご一緒させていただくことが多くて、その3人でのセット感を出したいねって話しています。「ここ、こうなったら面白いね」なんて話をさせてもらうこともあって、お二人とも先輩なんですけど壁なく接してくださって、3人での空気感がだんだんできてきたんじゃないかなって思います。

――同僚という雰囲気が出てらっしゃるように思います。

 伝わっていますか? だとうれしいです。

――美容師役はいかがですか?

 ドラマでは私はハサミを持たせてもらってなくて、腰に付けているシザーケースにはくししか入れてないんです。撮影が始まる前に研修に行かせてもらい、シャンプーやブローの仕方、パーマの巻き方などを練習させていただきました。そこでシャンプーはすごく褒められたんですが(笑)。いざセットに入ってみると、1回ぐらいしかやらなかったんですけど、板に付いた手つきのように見せるって難しいですね。

――手慣れたように見せないといけませんよね。

 髪の毛を整えたりとか、美容師さんは簡単にやってるように見えていたんですけど、こんなに難しいんだって実感できて。ハサミの使い方も難しくて、いつも私の髪を切ってくださるメークさんにもあらためて尊敬の念を覚えました。さっきも、髪を切ってもらいながら「髪を切るのって難しいですね」って話したら「ねー、難しいよねー」って軽い返事が返ってきましたけど(笑)。

――では、今後の見どころを教えてください。

 とにかく話が面白いって周りからも言ってもらっているし、私も台本を読んでてすごく面白いなって思いながら演じています。桜さんと広斗の関係だったり、広斗の裏に何かがあったりとか、千代子ちゃん(菜々緒)たちがいろいろやらかしてくたりとか、気になるところがいっぱいあって、一筋縄ではいかない感じがスリルがあって面白いと思います。最近、私はもはや一視聴者として、この先どうなるんだろう?とか、そわそわしながら見ているので、ぜひ皆さんにも楽しんでいただけたらと思います。

 


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