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赤楚 行く前から仲良しだったけど、五島に行って超仲良しになったね(笑)。
山下 五島って、夜になると星がすごくきれいで、大阪のスタジオで撮影しているときとは違った解放感があった。違う気持ちで撮影できたからこそ、心がより開けたし、初めてみんなでご飯に行ったり、帰りに夜道を歩きながら…。
赤楚 アイス食べて。
山下 アイス食べながらしゃべったり…。五島にいたのは4日間ぐらいだったけど、そういう一個一個の時間が貴重で、すごく長い間一緒にいたように感じられた。
福原 五島で会うのって、他の場所で会うのとはだいぶ違って、みんなの距離がすごく縮まった感じがする。あの景色や空気、ご飯とか、そういうものでみんなが心を開放してつながれたから、「幼なじみって、こういう空気なのかな?」という3人の空間が出来上がった気がして。五島の方も本当に温かくて、皆さん「おいで、おいで」ってフレンドリーだったし…。
山下 五島牛の焼き肉屋さんに行ったときも、お店の方が優しくいろんなことを教えてくださったり、カードゲームで遊んだり…。修学旅行みたいな感じだった。
赤楚 確かに修学旅行感あったね。
赤楚 でも、幼なじみ3人の空気感は、この先も変わらないんです。僕らが地元に帰って友だちと話をすると学生の頃に戻る感覚と同じで、どれだけ違う環境にいても、会った瞬間に元の3人に戻れるような関係で。
山下 大人になるにつれて関係が薄れていく人もいるけど、この3人はそういうことのない本当の親友なんですよね。しばらく会わない時期があって久々に会ったとき、ちょっと雰囲気が変わって大人になった2人を現場で見たら、「成長した舞と貴司の姿を見られて、久留美ちゃんもうれしいだろうな」と私自身も感じられて。そんなふうに役の気持ちとリンクしているのが、すごくうれしかったです。
福原 3人の絆は、離れていてもつながっていることを、お芝居をしていても感じます。詩の好きな貴司くんが舞ちゃんに短歌を送ってくれたり、久留美ちゃんと電話で恋バナしたり、ちょこちょこいろんな話をしていくんですよね。そういう変わらない部分もあれば、それぞれ違う世界に進んでも、みんなが頑張っているおかげで舞ちゃんも頑張れたり…。そんな幼なじみの3人が、今後どんなお仕事をして、どう成長していくのか、ぜひ見守ってください。
(取材・文/井上健一)
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