山口智充「舞いあがれ!」で無口なお好み焼き屋の大将役 「めっちゃしゃべるイメージだったので意外でしたが…」

2022年10月19日 / 08:28

お好み焼き屋「うめづ」の主人・梅津勝役の山口智充 (C)NHK

 NHKで放送中の連続テレビ小説「舞いあがれ!」で、お好み焼き屋「うめづ」の主人・梅津勝を演じる山口智充からコメントが届いた。

 本作は、福原遥演じるヒロイン・岩倉舞が、ものづくりの町・東大阪と自然豊かな長崎・五島列島でさまざまな人々との絆を育みながら、空への憧れに向かってまい進する物語。

 山口演じる勝は、舞の幼なじみ・貴司(赤楚衛二)の父で、舞の父の浩太(高橋克典)とは幼なじみでもある。地元のプロ野球チーム・近鉄バファローズの大ファンで、お客さんへのサービス精神も旺盛という役どころ。

 山口は、出演が決まった際の心境について、「『舞いあがれ!』の舞台が東大阪ということで、言葉は大阪言葉なのがうれしかったです。お好み焼き屋の大将っていう役どころも違和感なくスーッとトライできる感じがしました」と語った。

 出演が決まったことは、周囲にあまり話さなかったという。山口は「どの作品もそうですけど、後から『出てたね。見たよ!』って言われる方がうれしくて。でも今回は、どういうわけか『ヒロインのお父さん役』と勝手に情報を勘違いした友人からのメールがたくさん入りました」と明かした。

 「イメージしていただいたのはありがたいんですけど、『いや、ヒロインの家の隣のお好み焼き屋の大将やねん!』って言うと『ピッタリやな』と。それはそれで納得されまして。みんなほんまに勝手です」と笑った。

 勝の印象については、「台本を読んで、すごい無口な役なんだと思いました。全くせりふがなく、ひたすら後ろでお好み焼きを焼いているだけのシーンがあったり。僕の勝手ですが、大阪のお好み焼き屋の大将は、めっちゃしゃべるイメージだったので意外でした」とコメント。

 ところが、「監督との打ち合わせで『脚本家のイメージが宮川大助・花子さんです』と聞いて納得しました」といい、「そう! 大阪にある、めちゃめちゃしゃべる女将(おかみ)さんと、なんか無口な大将の店。そっちの方でした。でも無口だからといって元気がないわけではなく、いざというときは頼りになる存在なんだというのを、定位置の鉄板の前で漂わせたいと思います」と意気込みを語った。

 撮影の合間には、妻役のくわばたりえと話すことが多いというが、「ヒロインの福原遥さんも、息子役の赤楚衛二くんも、高橋克典さんも、永作博美さんも、普段絡むことがないので、とにかくしゃべりたくてしゃべりたくて。本当はみんなで食事会とか行きたいんですが、なかなかそんな機会もなく。とにかく現場のムードが画面に出ると思い、コミュニケーションは大切にしています」と語った。


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