【インタビュー】ドラマ「ねこ物件」古川雄輝が語る猫の魅力「猫は“見るもの”で“触るもの”ではない」

－優斗は、猫も食べることができるご飯を作って一緒に食べるという生活をしています。猫も食べることができるご飯や、おいしそうな料理がたくさん登場するのも見どころの一つですね。

　そうなんです、このドラマには本当においしそうなご飯もたくさん登場します。第２話で細田（佳央太）くんが食べているトーストもとてもおいしそうでした。猫を見て楽しんでいただいた後は、ぜひ、ご飯にも注目してもらいたいです。実際に、（劇中で）人間が食べているご飯は、猫も食べられるものになっているので、リアルだと思います。

－ところで、優斗が運営するシェアハウスは、「夢を持つもの」だけが入れるという“おきて”があります。それにちなんで、古川さんの夢を教えてください。

　仕事で一つ一つステップアップしていくことです。そして、それに対して充実感を感じられたらいいなと思います。 

－仕事の充実感はどんなときに感じることが多いのですか。

 　自宅から出たときから、家に帰るまで全てです。仕事場に車で行くのか、電車で行くのか、その移動中に何をするのかを考え、その時間を楽しむことでも充実感を感じることができますし、たとえ嫌なことがあっても考え方を変えて、それも楽しい時間だと思って過ごせば無駄な時間にはならないと思っています。

－改めて、ドラマの見どころをお願いします。

　主人公の優斗が人間として成長していくさまを楽しんでいただけたらと思います。それから、タイトルに「ねこ物件」とあるように、とにかく猫たちがかわいいんです。特に（本作に登場する）チャーは、プロのタレント猫ではなく、実際にご家庭で飼われている普通の猫なので、猫本来のかわいさが出ていると思います。ぜひ注目してください。

（取材・文・写真／嶋田真己） 

　ドラマ「ねこ物件」は、2022年4月８日から、テレビ神奈川、TOKYO MX、BS11ほかにて順次放送スタート。
公式サイト　https://neko-bukken.com