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自分のルーツは大学の演劇サークルなので、舞台に立つことでお客さまと一緒に芝居を作ってきました。今、僕が役者として成り立ってきたのは、舞台でお客さまを前に鍛錬をさせていただいたからだと思います。舞台に立つと、毎回、越えなければいけない大きな山があり、苦しくつらい思いもするけれど、それでも、舞台に立たないと役者として続けられないような気もしています。自分のことを改めて再確認でき、お客さまと心を通わせながら一緒に作る舞台は、生きている感覚があるんです。今回も、劇場での時間をお客さまと共有できたらいいなと思っています。
実は、僕は皇帝を演じるのは初めてなんです。中国を舞台にした作品も初です。そういう意味でも、演じるのが楽しみな作品です。しかも、究極の独裁者ですから。ただの暴君では終わらないと思うので(笑)、ぜひ楽しみにしていてください。
(取材・文・写真/嶋田真己)
Team申 第5回本公演「君子無朋~中国史上最も孤独な『暴君』雍正帝~」は、7月17日~25日に都内・東京芸術劇場 シアターウエスト、7月28日から仙台、石川、広島、柳川、長野、新潟で。8月17日~29日に京都府立文化芸術会館で上演。
公式サイト https://stage.parco.jp/program/kunshi
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