松永久秀、壮絶な最期の舞台裏!「本能の赴くまま演じた結果、信長に対するほうこうを上げつつ息絶える演技になった」吉田鋼太郎(松永久秀)【「麒麟がくる」インタビュー】

2021年1月10日 / 20:50

-ここまで松永久秀という人物を演じてきた感想は?

 非常に謎の多い人物なので、収録が始まる前は、「大変だな…」と心配していたんです。ところが、いざ台本を読んでみると、松永の人物像がとてもはっきりしている。ひょうひょうとして、何を考えているか分からないような、実に人間味のある人物として描かれていたので、演じる方としては、とてもやりやすかったです。

-悪役のイメージが強かった松永久秀に対する印象が、本作を通じて大きく変わりました。演じる上で心掛けたことは?

 僕としては台本通りに演じただけですが、やるからには今まで見たことがないような松永像、あるいは型にはまらない武将になれば…という思いで臨みました。そしてもう一つ心掛けたのが、長谷川くんを大事にすること、そして好きになることです。そもそも、役者・長谷川博己のことは、今回ご一緒する前から大好きでしたから。これだけ長い間、一緒にお芝居をさせていただき、役者としても存分に楽しませていただきました。

-松永の最期をご覧になった方へのメッセージを。

 史実通りかどうかは分かりませんが、実は爆死したかったという思いも多少はありました。もしそれが実現していれば、それこそ皆さんの想像を遥かに超えるすさまじいものにしたかったな…と。とはいえ、松永の心情としては、40回を通じてそれと同じぐらいのピークを迎えられたと感じていますし、池端先生が描かれた松永の最期を演じられて、心から「良かった」と思っています。なので、お願いですから、「爆死じゃないのか」とがっかりしないでください。

(取材・文/井上健一)

松永久秀役の吉田鋼太郎

 

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