エンターテインメント・ウェブマガジン
「麒麟がくる」の物語は、今の時代とものすごく重なります。「どうなっていくの、日本?」というやり場のないみんなの思いや「みんな幸せになりたいんだよ」という思い、そして「それをどうにかして見付けよう」という思い…。思いがけないことが次々と起こりますが、「生きるって、そういうことなんだ」と改めて感じています。高度経済成長があり、バブルがはじけたときもあり、自然に翻弄(ほんろう)される日もあり、さまざまな出来事を経て、私たちの今があるわけですが、戦国時代でさえも人はたくましく立ち上がってきました。だから、このドラマを見た皆さんが「負けていられない!」「自分もちゃんと生きていかなきゃ」と思えるような結末になることを願っています。
きっと麒麟はやって来ます。どうぞ楽しみにしていてください。でも、いきなりはやって来ないんですよね。いろんなことがあった先に現れると思いますので、それまで、皆さんが作る人間模様や世の動きを楽しんで、感じていただきながら、最後まで見届けていただければ。私も十兵衛の成長を、母としてちゃんと見守っていきたいと思います。
(取材・文/井上健一)
映画2025年12月28日
【日本映画】 邦画界は、今年も『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』『チェンソーマン レゼ篇』『名探偵コナン 隻眼の残像』など、アニメーション作品が興行成績の上位を占めたが、実写映画でも大ヒット作が生まれた。歌舞伎を題材とした … 続きを読む
ドラマ2025年12月26日
▽家族を世話する母 ムン・ソリは、「クイーンメーカー」(23年)や「私たちの人生レース」(同)のように、女性の主体性や自分らしさを打ち出す役を担い、エンパワーメントの姿を体現してきた。だが「おつかれさま」では、“肩書きのない母”を真 … 続きを読む
映画2025年12月24日
-この映画は、ちょっとフランス映画みたいなところがありましたね。 分かります。私もそう思いました。確かにそういう味わいがありますね。最初の撮影が、矢添と2人で、部屋で紅茶を飲んでいるシーンだったんですけど、プレイバックしてモニターを見た時 … 続きを読む
映画2025年12月23日
-12年という時間が、そういう皆さんの固い絆を作り上げたわけですね。そんな作品に出合える機会は、俳優人生の中でめったにないことだと思いますが、皆さんにとって「緊急取調室」シリーズとはどんな存在でしょうか。 天海 12年という時間とエネルギー … 続きを読む
映画2025年12月20日
『ビューティフル・ジャーニー ふたりの時空旅行』(12月19日公開) 友人の結婚式で知り合ったデビッドとサラは、レンタカーのカーナビに導かれ奇妙なドアにたどり着く。そのドアの先は、それぞれの「人生で一番やり直したい日」につながっていた。“ … 続きを読む