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大のアニメ好きとしても知られるKis‐My‐Ft2の宮田俊哉が、10月2日から公開される『劇場版BEM~BECOME HUMAN~』でアニメ声優デビューを果たす。本作は、「妖怪人間ベム」の生誕50周年を記念して、リブート版として製作されたTVアニメ「BEM」の劇場版。50年の時を経て、誰よりも人間を助け、誰よりも人間になることを望んだ彼らの、たどり着く先が明かされる。本作で、“ベルム”としてドラコ・ケミカルで働くベムの同僚で、親友役のバージェス・オルセンを演じる宮田に、初めて臨んだアフレコでの苦労や声優への思いを聞いた。
いえ、誰かのまねは一切しないようにしていました。誰かをまねするんだったら、そのオリジナルの人がやった方が、絶対にいいものができあがりますよね。今回、「キスマイ宮田に頼もう」とオファーを頂けたのだったら、僕が台本を読んで表現したいと思ったことをやろうと思ったんです。もちろん、そのために、監督さんにもたくさん相談をさせていただきました。それに、声優としての経験が全くなかった僕は、このままじゃ無理だと思って、声優のレッスンも受けにいきました。
実は出演の話を聞いたのが、収録の1カ月半ぐらい前だったんです。しかも、とにかく忙しい年末だったんです。なので、これはヤバいって、焦って(笑)。1、2回教えてもらうだけでは、僕には無理だと思ったので、数回通いました。
とにかく何も知らない僕のために、「音が立たない台本のめくり方」だったり、声優の仕事の基本から教えていただきました。レッスンで、映像を見ながら台本を読むということもしてみたんですが、もう大混乱してしまって(笑)。やっぱり、難しいなと感じました。
難しかったけど楽しかったのは、ベルムに対して、親友という立場でありながら嫌味を言うシーンです。そのやりとりは楽しかったんですが、決められた秒数に収まるように言わなければならないので、難しさもありました。
そうですね。ドラマだと、完全に自分の間で演技ができるんです。編集で調整することも可能なので、感情が乗ったいい演技をすることができれば、その前後の間はあまり問題ではないんです。でも、アニメはそういうわけにはいかないので、それは本当に難しかったです。僕は、台本に「ここは何秒」と全部書き込んでいたんですが、それでもまだ足りないぐらいで…。コンマ何秒まで書き込まないと駄目だなと思うほど、細かい調整が必要でした。
アフレコでは、映像に自分の役名が出ている間にせりふを言うんですが、僕は「自分の役名が出ている間にせりふを収めないといけない」と考えていたんです。でも、奈々さまはレベルが神なので、「名前が出ている間は好きに芝居をしていい」と考えていらしたんです。「収めないといけない」とか考えていた僕って、全然駄目だなって思い知りました(笑)。でも、その奈々さまの考えを聞いて、次にもし声優をやらせていただく機会があったら、もっと自由に、もっとうまくできるかもしれないと思いました。
ありました。台本にはないせりふを、当日、追加することもありましたし、監督と話し合いをする中で変わることもありました。ネタバレになるので、どのシーンかは言えませんが、どうしてもインパクトを残したいシーンがあって、そこは特にたくさん話し合いをして、考えて演じました。でも、完成した作品を見ると、自分の声に違和感を覚えるんです。そんなことなかったですか?
最初にバージェスが登場するシーンで、「あれ? これ、僕そのままじゃん?」って(笑)。そこで、1回、映像を止めて、今日は見るのをやめようとなりました。受け入れるのに時間が必要だったんで。
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