エンターテインメント・ウェブマガジン
今までの大河ドラマは、かつらを付け、衣装を着て、場合によってはよろいやかぶとも身に着けるなど、肉体的にある程度の負荷を負って、歴史上の人物になる“扮装ごっこ”のようなところがありました。でも、今回はそういうことがなく、僕の白髪もそのまま。その上、宮藤さんのホンには、ホームドラマや現代の会社もののような要素があり、会話のテンポがよく、笑いもある。だから、すごく肩の力を抜いて取り組むことができます。ホンを読んで、声を上げて笑うようなことは、今までの大河ドラマにはありませんでしたから。
ただ、その分、何が大河ドラマなのかということについては、改めて考えさせられました。朝ドラとも土曜ドラマとも違い、ある歴史の景色を見せていくのが大河ドラマ。そういう思いを踏まえて、今までの大河における明治維新や関ケ原に当たるものは何かと考えたら、僕らの時代が背負っているものは、やっぱり戦争。第2次世界大戦に翻弄(ほんろう)されつつも、最終的には東京オリンピックを実現し、それから50数年たって、再びオリンピックが開催される。そういう自分が今いる場所につながる歴史の立脚点として、大河ドラマにふさわしいお芝居をしたいと思っています。とはいえ、宮藤さんの世界観の新鮮さもあり、演じるのはとても楽しいです。
(取材・文/井上健一)
舞台・ミュージカル2026年10月31日
-改めて、この作品の魅力はどんなところにあると感じていますか。 僕は、生きていく中で「解釈力」が大事だなと思っています。生きているといろいろなことが起きますよね。大変な状況や苦しいこと、大失敗もある。でも、起こった事実は変えられなくても、 … 続きを読む
映画2026年10月31日
「クジラに落ちた男」(16日公開)★★★ 父を知り、父を乗り越える 巨大なマッコウクジラに丸のみにされた17歳のジェイ(オースティン・エイブラムス)が、亡き父の教えを頼りに脱出を図る。ブライアン・ダッフィールド監督が描くのは、「ピノキオ」 … 続きを読む
映画2026年10月30日
-以前お話を伺った際、柳楽さんはご自身のお芝居について「以前は自分を役に寄せていくやり方をしていたが、『浅草キッド』の後からは、自分のパーソナルな部分を役に反映させて演じるようにしている」というお話をされていました。今回、竜二という役に対し … 続きを読む
ドラマ2026年10月30日
-小駒と直の掛け合いで工夫したことはありますか。 小駒と直は年齢も職業も育ちも違い、仲良くなれる要素も、バディになれる要素も全くないと思ったので、まず2人の共通点を考えました。刑事も保険調査員も、被害者や遺族が一日でも早く安心できるように … 続きを読む
舞台・ミュージカル2026年10月30日
-5年前の「醉いどれ天使」以来の舞台出演となりますが、舞台にまた立ちたいという思いはずっとあったのですか。 お話をいただけるならと思っていました。ただ、役者は見てくださる方がいて、やりましょうとおっしゃっていただいてできるので、舞台に立つ … 続きを読む