エンターテインメント・ウェブマガジン
今までの大河ドラマは、かつらを付け、衣装を着て、場合によってはよろいやかぶとも身に着けるなど、肉体的にある程度の負荷を負って、歴史上の人物になる“扮装ごっこ”のようなところがありました。でも、今回はそういうことがなく、僕の白髪もそのまま。その上、宮藤さんのホンには、ホームドラマや現代の会社もののような要素があり、会話のテンポがよく、笑いもある。だから、すごく肩の力を抜いて取り組むことができます。ホンを読んで、声を上げて笑うようなことは、今までの大河ドラマにはありませんでしたから。
ただ、その分、何が大河ドラマなのかということについては、改めて考えさせられました。朝ドラとも土曜ドラマとも違い、ある歴史の景色を見せていくのが大河ドラマ。そういう思いを踏まえて、今までの大河における明治維新や関ケ原に当たるものは何かと考えたら、僕らの時代が背負っているものは、やっぱり戦争。第2次世界大戦に翻弄(ほんろう)されつつも、最終的には東京オリンピックを実現し、それから50数年たって、再びオリンピックが開催される。そういう自分が今いる場所につながる歴史の立脚点として、大河ドラマにふさわしいお芝居をしたいと思っています。とはいえ、宮藤さんの世界観の新鮮さもあり、演じるのはとても楽しいです。
(取材・文/井上健一)
映画2026年8月27日
-中野監督は、早瀬さんのクランクアップ時の様子について「崩れ落ちるように」と語っていますが、当時の心境はいかがでしたか。 撮影中は朝子と一心同体で生きた感覚があったので、クランクアップしたときは「うれしい」でも「寂しい」でもなく、何とも言 … 続きを読む
舞台・ミュージカル2026年8月27日
スペインの詩人・劇作家ロルカの傑作「イェルマ」を起点に、作:オノマリコ×演出:稲葉賀恵によって、1930年代のスペインから現代の東京へと舞台を移し、生きる価値を見出そうとする女と男たちの物語を描く舞台「Yerma イェルマ」が9月21日か … 続きを読む
映画2026年8月26日
-しんすけさんを含め、スペシャルニーズの方々やそのご家族にお会いしたことで、作品に取り組むお気持ちに変化はありましたか。 最初にお会いしたとき、ご家族から「俳優として接してください」とお話がありました。「やりたいことは遠慮しないでください … 続きを読む
2026年8月25日
K-POPや韓国ドラマは、エンターテインメントであると同時に、韓国社会を映す鏡でもある。何気ない言葉やしぐさ、習慣の背景をたどると、その国ならではの価値観や歴史、人との関わり方が見えてくる。この連載では、韓国カルチャーを入り口に、知ってい … 続きを読む
映画2026年8月25日
近藤 風子が映画を撮ることに興味があるのは、自分ともすごく似ているところだったので、近藤華のオタク的な部分を出して演じた部分はありました。風子は年齢的に子どもでも大人でもない時期なので、自分は大人だと思って背伸びをしているところから、だんだ … 続きを読む