「東京オリンピックの裏側で、こんなドラマが巻き起こっていたとは」松坂桃李(岩田幸彰)【「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」インタビュー】

2019年11月3日 / 20:50

-岩田家のご家族に会う機会はありましたか。

 見学にいらっしゃったときにお会いしました。ただ、とても上品な方たちだったので、「すいません…!」という気持ちになりました(笑)。劇中では少し誇張したキャラクターになっているので、僕自身「岩田家の方に怒られないかな…?」と心配していたのですが、皆さん物腰がとても柔らかく、優しそうな方たちだったので安心しました。

-演じてみて、1964年の東京オリンピックについて、どんなことを感じましたか。

 知らないことだらけでした。この時代に東京オリンピックがあったことはもちろん知っていましたが、開会式の裏側でこんなドラマが巻き起こっていたとは…。ブルーインパルスを飛ばす話や、聖火リレーを日本全国でやる話など、いろいろな人たちがあらん限りの知恵を振り絞って、その瞬間を盛り上げようとしていた。田畑さんも「日本の最大のお祭りだ」と言っていますが、情熱を持って本気で考えた人たちが、こんなにたくさんいたんだな…と。それを知ることができただけでも、この作品に参加した意味がありました。

-最終章の見どころを。

 序盤から少しずつ登場してきたチーム田畑が、いよいよ本格的に動き出します。オリンピック開催に向けた新たな波が生まれ、阿部さんを中心とした空気感もぐっとコミカルになっていきます。第1回からの伏線も徐々に回収され、宮藤(官九郎)さんの脚本ならではの面白さも実感できると思うので、ぜひ期待してください。

(取材・文/井上健一)

岩田幸彰役の松坂桃李

  • 1
  • 2
 

特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

『罪人たち』と『ワン・バトル・アフター・アナザー』が対決!『国宝』ほか日本にゆかりの作品も。授賞式直前!第98回アカデミー賞を占う【コラム】

映画2026年3月13日

 3月15日(日本時間3月16日(月))、映画の祭典・第98回アカデミー賞授賞式が、アメリカのロサンゼルスで開催される。今年は人種差別に対する風刺を交えたアクションホラー『罪人たち』が16ノミネートで、最多記録を更新したことが大きな話題とな … 続きを読む

LiLiCo「ドキュメンタリーは本気なんです」「TBSドキュメンタリー映画祭2026」【インタビュー】

映画2026年3月12日

-おススメの作品は。  ボーイズグループを追った『THE LAST PIECE -Glow of Stars-』と、脚本家の野島伸司さんに密着した『野島伸司 いぬ派だけど ねこを飼う」、『ブルーインパルスの空へ』は比較的分かりやすいと思いま … 続きを読む

【インタビュー】「ルーツを大切にする心を知って」、台湾原住民シンガーのサウヤーリさんが大阪でパフォーマンス

音楽2026年3月11日

▼海の民特有の発声 ――台湾と地理的にも近い沖縄に共通点を感じることはありますか。  音楽面では、海の民特有の「明るく響き渡る発声」に非常に親近感を覚えますね。今回の来日は、集落の人々の祝福を背負っているような不思議な感覚があります。私の故 … 続きを読む

「再会」“万季子”井上真央の過酷な過去が判明 「ラストの4人の友情と愛情に泣いた」「真犯人はあの人」

ドラマ2026年3月11日

 竹内涼真が主演するドラマ「再会~Silent Truth~」(テレビ朝日系)の第8話が、10日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、横関大氏の推理小説『再会』をドラマ化。刑事・飛奈淳一(竹内)が、殺人事件の容疑者となった … 続きを読む

「未来のムスコ」「将生(塩野瑛久)が本命ルートを突っ走っている。まー先生(小瀧望)は出走が遅い気が…」「颯太くん(天野優)、めっちゃ演技が上手で感心した」

ドラマ2026年3月11日

 火曜ドラマ「未来のムスコ」の(TBS系)の第8話が、10日に放送された。  本作は、夢も仕事も崖っぷちのアラサー女性・汐川未来(志田未来)のもとに、“未来のムスコ”だと名乗る颯太(天野優)が現れたことから始まる、時を超えたラブストーリー。 … 続きを読む

page top