【インタビュー】ドラマ「悪の波動 殺人分析班スピンオフ」SUMIRE テレビドラマ初出演で女優としての成長を実感 次は「ハッピーな役」を希望

2019年10月4日 / 20:13

 女性ファッション誌「装苑」の専属モデルであり、現在は女優としても活動し、映画『リバーズ・エッジ』では摂食障害を持つレズビアンの女子高校生・吉川こずえ役を演じて注目を集めたSUMIRE。映画の仕事が続く中、初めてテレビドラマに出演する彼女が、その喜びや撮影時のエピソード、今後の女優としての展望などを語ってくれた。

SUMIRE

 子どもの頃からファッション好きだったSUMIREは、中学生のときに母親の勧めもあり、もともと興味があったモデルとして雑誌の撮影に挑戦した。以降、本格的にモデルとして活躍するが、映画プロデューサーからオファーを受けると、『サラバ静寂』(18)のヒカリ役で女優デビュー。そのときは「演技も面白そうという興味本位でやってみた」そうだが、終わってみると気持ちは一転。「普段とは違う自分になれることが楽しい」と女優業を続けることを決意した。

 その後、岡崎京子の大ヒット漫画を実写化した二階堂ふみ主演の映画『リバーズ・エッジ』(18)で、前述した難役を演じて話題を集めると、本格的な芸能活動をするため、イベント会社から芸能事務所に移籍。女優として一歩前進したSUMIREは、『リバーズ・エッジ』撮影時を思い返し、「自分の人生では経験できないことを体験できたので面白かったけど、演じることに慣れていなかったから、今見たら、何この演技? と思っちゃうかも」とはにかんだ。

 そんな彼女が今回出演するのは、WOWOWオリジナルドラマ「悪の波動 殺人分析班スピンオフ」。警視庁捜査一課の刑事・如月塔子(木村文乃)が仲間とともに難事件に立ち向かうサスペンスドラマシリーズ「殺人分析班」のスピンオフドラマで、知能犯トレミーこと八木沼雅人/野木直哉(古川雄輝)が冷酷な犯罪者になるまでを描いている。

 野木が住むアパートの隣人で、彼にひそかに思いを寄せる浅田吉佳を演じるSUMIREは、オファーをもらったときを振り返り、「まさか自分にこんな話がくるとは思っていなかったので驚きました」と目を丸くする一方、「新しいことにチャレンジできるからうれしくなりました」と笑顔も見せる。また、「事件の展開が早くて、人間それぞれの奥底にある感情が繊細に描かれているところが魅力的」と作品の見どころもアピールした。

 撮影中は、「吉佳の社交性はないけど、人とか物とか動物を大事にして、暴力をふるってくるお兄ちゃんのことも、秘密を抱えて生きる野木のことも大切に思っている部分は、家族や友達を大事にしている自分と似ている」と捉え、「普段の自分らしさも忘れずに自然に演技しようと思いました」と打ち明ける。

 その中で、シーンが変わるたびに監督とイメージのすり合わせをして本番に臨んだそうで、「脚本を読んで、吉佳と野木が寄り添い合っていく人間味のあるシーンは、作品の中でとても重要だと思ったので、野木と部屋で一緒にご飯を食べているところや、感情をむき出しにしてもめるところは、かなり意気込んで演じました」と自信ものぞかせた。

 
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