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そうですね。この作品にもいろいろなタイプの役者の方々が出演するので、勉強したいし、挑戦もしてみたいと思っています。特に、今回は松尾さんがミュージカル色を強くしたいとおっしゃっているので、(自分の)歌のクオリティーを上げていきたいなと思います。
実は、舞台をやっているときはそれだけで体調がいいんです。舞台は時間が決まっているので、規則正しい生活ができるんですよ。映像作品だと舞台よりも拘束時間が長いですし、決まった時間に終わるわけではないので、生活のリズムが崩れやすい。それに比べると、舞台は劇場に入って、決まった時間に終わる。だから、舞台をやっているときの方が、健康的ですし、体調もすごくいいんです。
再演とは言っていますが、キャストも新しくなり、新鮮な気持ちで見ていただけると思うので、今までの公演をご覧になった方も、初めて見る方も楽しんでいただけると思います。日本では、オリジナルのミュージカルはなかなかないんですが、この作品はまさにそれ。なんといっても、シアターコクーンの芸術監督(※)になった人の作品ですから!(笑)。これを機に、コクーンにも来てくれる人が増えるとうれしいです。そして、僕自身も大河とはまた違った、新しい気持ちで挑もうと思っています。実は、「いだてん」に出ている役者もこの作品には多数出演するんです。これだけ集まるのも珍しいと思うので、生きて、動いている「いだてん」の役者をぜひ生で見てください(笑)!
※松尾は、9月9日、Bunkamuraシアターコクーンの芸術監督に就任したことを発表。本作が、芸術監督就任後、初の演出作品となる。
(取材・文・写真/嶋田真己)
「キレイ―神様と待ち合わせした女―」は12月4日~29日、都内・Bunkamuraシアターコクーンほか、福岡、大阪で上演。
公式サイト https://www.bunkamura.co.jp
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