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面白いのはもちろんですが、毎回泣けるのがすごいです。読んでいると、毎回グッときてしまいます。そういう意味で、この作品には今までにないぐらい、宮藤さんの心の熱い部分が出ている気がします。一つ一つのせりふにも力があって、ご自身でも役者をやられているせいか、スッと体に入ってきやすい言葉遣いになっているし、気持ちがものすごく伝わってくる。それくらい熱い台本に仕上がっています。
前面に立たず、屋台骨を支えるという意味では、バンドのドラムと一緒だな…と。立って演奏する人たちは自由に動けますが、ドラムは大抵、一番後ろにいて動くことができません。でも、ドラムがしっかりしているバンドは、安心して見ていられる。金栗さんも、辛作さんがいなければあんなに走ることはできなかっただろうと考えると、共通点はあるなと。そういう意味では、役者も同じです。衣装を着せてもらって、きれいにメークしてもらって、照明を当てていただいて、音を拾っていただいて、撮っていただくことで初めて成り立つ。一人で放り出されても、何もできませんから。改めてスタッフの皆さんに対する感謝の気持ちが湧いてきました。
(取材・文/井上健一)
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