「森山未來さんと初共演で夫婦役を演じさせていただくことができ、とても光栄です」夏帆(おりん)【「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」インタビュー】

2019年7月16日 / 16:32

-おりんは普通では考えられないほどの貧乏暮らしを送りますが、演じてみた感想は?

 なかなかしんどい生活ですよね(笑)。あんな暮らしをしていたら、箱入り娘だったおりんさんも、さすがにたくましくならざるを得ないだろうなと、納得しました(笑)。でも、文句を言ってはいても、楽しそうなんですよね。そこがすごくいいな…と。しかも、逃げ出さずにちゃんと家庭を守っている。本当にすごい女性だと思います。

-初出演となった大河ドラマの印象は?

 これだけ長期間撮影する作品はめったにありませんし、キャストもそうそうたる方がそろっていて。そういう豪華さは、やはり大河ドラマならではです。今までNHKさんにはあまりご縁がなかったので、スタジオに来るたびに、新鮮な気持ちになります。10代の頃からこの仕事をしているので、最近は新しい経験をすることもなかなかありませんが、今は何もかもが新鮮で、毎回緊張しています(笑)。

-これからのおりんと孝蔵の見どころは?

 これから物語は戦争の時代に突入していきますが、その激動の時代の中でおりんと孝蔵の夫婦の絆がどんなふうに深まり、どんなふうに変わっていくのか。その点にぜひ注目していただければと思います。

(取材・文/井上健一)

おりん役の夏帆

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