【インタビュー】スペクタクル時代劇「里見八犬伝」佐野勇斗「熱く演じて、最後まで熱い気持ちをお届けしたい」

2019年7月12日 / 18:00

-八犬士の皆さんとの共演に期待していることはありますか。

 松田凌さん、岐洲匠くん、神尾楓珠くん、結木滉星さんとはお会いしたことあります。塩野瑛久さんと財木琢磨さんとは初めましてで、上田堪大さんとはこの前の稽古でご一緒させていただきました。岐洲匠くんとは映画『青夏 きみに恋した30日』で一緒だったんですが、本作に出演することが決まって「今度、一緒だね」と連絡を取り合いました。僕は学生時代、部活をやっていたので、こういう男ばっかりの現場というのはすごく好きなんですよ。だから、皆さん年齢はバラバラだと思うんですけど、仲良くしながら高め合えて、皆さんとお酒とかも飲めたらなと思います。

-時代劇というものに興味はありますか。

 学生時代は理系の人間だったので、歴史とかはあまり詳しくはないのですが、この業界に入ってから、興味を持ちました。

-最後に公演を楽しみにされている方へメッセージをお願いします。

 今回、若いお客さまもたくさん来てくださると思いますが、そういう方たちが時代劇に少しでも興味を持っていただけたらと思います。昔から愛され続けている「里見八犬伝」という作品に主演で出演させて頂けることには不安もありますが、最後まで熱い気持ちをお届けしたいです。

(取材・文・写真/櫻井宏充)

スペクタクル時代劇「里見八犬伝」出演者たち

 スペクタクル時代劇「里見八犬伝」は10月14日の館山公演を皮切りに、10月17日~10月21日まで、都内・なかのZERO 大ホールほか、大阪、福岡、愛知を経て、東京凱旋公演として明治座で上演。
公式サイト https://satomihakkenden.jp/

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