エンターテインメント・ウェブマガジン
2年ぐらい前からジムに通って練習していました。実際に浅草で人力車を借りて、街を走ったりもしています。ただ、中腰で走るのになかなか慣れず、腰にきましたが…(笑)。研修という形だったので、お客さんは乗せませんでしたが、実際にはお客さんを乗せて、その遠心力を使った方がスムーズに走れるようです。そのちょうどいいポイントを見つけるのが難しかったです。
落語家としてなかなか芽が出ず、クサっている孝蔵にハッパをかけたり、オリンピックの敗戦で落ち込んでいる四三を激励したりするのが清さん。2人とも、将来は大きなことを成し遂げる人物ですが、若い頃はそういうふうに地元の人たちから勇気づけられたこともあったのかな…と思いながら演じていました。そういう役割は、やりがいがあります。
どちらも圧倒されます。片や走り、片や落語をしっかりと身に付けて、形がきちんとできている。休憩中など、世間話をしているときは普通の青年という印象ですが、いざ本番になると、2人ともガラッと変わる。すごいな…と。
清さんと小梅は腐れ縁みたいなもので、気が付いたら一緒にいたという関係。ただの庶民で偉くなるわけでも、有名になるわけでもない。そんな2人が、これから大正、昭和と激動の時代を歩んでいく中で、ささやかでもいいから、幸せに暮らしていってくれたらいいですね。
(取材・文/井上健一)
ドラマ2025年9月4日
-新之助の親友ともいえる蔦重を演じた横浜流星さんの印象はいかがでしたか。 横浜さんほどストイックな座長は見たことがありません。共演は今回が初めてですが、実は横浜さんとは10年位前からオーディションでよく見かけていて、ワークショップでも一緒 … 続きを読む
映画2025年9月4日
-吹き替えで難しかったところと楽しかったところはありましたか。 初めてのことだったので、付いていくのに必死な部分もありましたし、基本的には全てが難しかったのですが、それと同じぐらいの楽しさもありました。自分が当てた声を見たり聞いたりする時 … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年9月3日
-劇団☆新感線は45周年を迎えますが、小池さんも今年、45歳になります。40代になって変わったところはありましたか。 みんな同じだと思いますが、疲れが取れない(笑)。気持ちだけではどうにもいかないことがあるなと思いました。女性の場合、更年 … 続きを読む
映画2025年9月2日
-確かにその通りですね。 そういう意味では、その両方が真実でもあると思います。その中で自分でどうにかできるのは、「自分の考える自分らしさ」なのかなと。自分が「こうしたい」「こういうことはしたくない」と考えることが、自然と「自分らしさ」につ … 続きを読む
映画2025年9月1日
『蔵のある街』(8月22日公開) 岡山県倉敷市に住む高校生の蒼(山時聡真)と祈一(櫻井健人)と紅子(中島瑠菜)は、小学校からの幼なじみ。ある日、蒼と祈一は、紅子の兄で自閉スペクトラム症のきょんくん(堀家一希)が神社の大木に登って叫んでいる … 続きを読む