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満を持して迎えた『映画 おかあさんといっしょ』の撮影ではテンションはマックスに。子ども向けに大げさな演技をしているのかと推測したが、「顔もそうですけど、基本的に僕は表情が豊かに見られるので、そういう人が本気を出すと本当に表現と表情が豊かな人になりますよね(笑)。ただ役もお殿様なので、自由にやらせていただきました。」と説明した。
台本には「大きな声」と注意書きがあったため、「他のお兄さんたちも驚くぐらい元気な声を出してやっていました。(人気体操の)『ブンバ・ボーン!』も練習しなくてもできちゃいましたね(笑)」と語った。
とはいえ、“映画版うたのお兄さん”かと思いきや、お殿様役。さらには劇中で子どもたちとの触れ合いもなかったことに悔いはないのかと尋ねてみると、「それは次の目標ですね」と語った。
「最初からうたのお兄さんをするのも違うかな。『おかあさんといっしょ』にはファミリーコンサートとかもありますから、また違った形で関われたらうれしいです」と期待を寄せる。その実現は不確かだが、満島は「まず映画化というあり得ないことが起こったんですから!」と胸を張る。妙な説得力に、こちらもつい声を失った。
「僕の人生では天変地異が起きるんです。そもそも表に出たくないと思っていた人が役者をやっているんですよ(笑)」と語る満島の未来も気になって仕方がない。
すると「より原始的になること」を目標に掲げ、「職業的にどうなるか分からないけど、自分の角やサビを落としてツルツルな状態にして、いろんな人たちのパワーを、星のように反射させて、そのパワーを遠くのいろんな人に届けたいですね」と声を弾ませた。満島の新しい大冒険が、今ここから始まるのか…。
(取材・文・写真/錦怜那)
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