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背負っているものが大きいので、大変ですよね。月曜日から金曜日まで、リハーサルをやって、撮影をして…。土日は薩摩弁をチェックしながら、せりふを覚えて…。これを1年以上続けているのは、本当にすごいこと。今回、僕が思ったのは、やっぱり方言が難しい。方言に頭がいってしまうと芝居がおろそかになるし、逆に芝居に熱を入れると、方言が違うと注意されるし…。ちょっと僕には難しそうなことを、頑張ってやっているなと。
それだけ長い間、一つの役をやり切るということは、ものすごくやりがいのあることでしょう。全てやり切ったときの達成感や、そのときに自分に返ってくるものも大きいに違いありません。ただその一方で、ひたすら出口の見えないトンネルを走っているような状態が続くと思うんです。そうすると、不安になったり、苦しくなったり、自分を見失う瞬間もあるはず。僕だったら、途中でノイローゼになってしまうかも(笑)。だからこそ、それをやると決めて、続けてきたことに対しては、とてつもない尊敬を覚えます。それは亮平くんだけでなく、過去、大河の主演を務めてこられた方たちは、本当に皆さんすごいなと。ただその一言です。
それぞれ意見を持って議論ができるというのは、いい関係性を築いている証拠です。その点は、亮平くんがリーダーシップを発揮して、意識してそういう現場を作ろうとしたからこそ。僕も、亮平くんと共演したシーンでは、気になったところについてディスカッションをして変更したこともあります。
坂本龍馬を演じたいと思っている人は、たくさんいます。僕自身もいろいろと幕末の歴史を学んできた中で考えると、やっぱり一番カッコいいキャラクター。そういう人物をやらせていただけるのは、ありがたいし、うれしいです。それだけに、賛否両論あるとは思いますが、変に気負わず、僕なりの坂本龍馬を演じていきたいです。
(取材・文/井上健一)
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