エンターテインメント・ウェブマガジン
寒さです。マイナス30度の設定ですが、経験がないですし、撮影時期は秋で非常に過ごしやすい気温だったので、寒さの表現が難しく、ちゃんとできているのか不安でした。でも、美術チームが作り上げた映像や木枯らしの効果音、さらには曇天にも恵まれて、かなりイケてるんじゃないかと思っています。
撮影所の馬なのに調教されていなくて、馬車が定位置になかなか止まらないんです(笑)。あとは言葉です。文化の違いもあり、僕らの演出意図が現地のスタッフやキャストにうまく伝わらず、どんどん日が暮れていくからスリリングでした。例えば、「軽くうなずく」が翻訳されると、「大きくうなずく」になっていたり、日本人の繊細な感覚が大陸的な中国人には伝わりづらいところがありましたね。
原田さんは非常に落ち着いた大人の方。僕は役柄も相まって情熱だけで突っ走るところがあるので、原田さんの存在はねたましくもあり、尊敬もあり、複雑な気持ちでした。満島はいつもくだらないギャグを言って場を和ませていたけど、年の割にしっかりしているところもあります。撮影外では、それぞれのキャラクターを引きずりつつ、たわいない話をして関係を深めていたので、本番では三銃士のように息が合っていたと思います。
木村さんは本当にビシッとした、白黒がはっきりとした方なので、女性としての強さを持つ万里子にぴったりでした。特にすてきだなと感じたのは、ご結婚されて、お子さまもいらっしゃるので、子どもへの接し方にうそがないところです。母だ!と思いました。
ショーケンさんとは初共演ですが、芝居を楽しみ、とても細やかに役を作り上げていく方で、眼鏡一つ、つえ一つにもこだわり、とても真剣に準備されていると感じました。最初に吉田茂に扮(ふん)したショーケンさんとお会いしたときは、「あっ、吉田茂がいる!」と思いました。
中国ロケを敢行し、また、きめ細やかなCGの力も借りて、自分自身この作品を見て、「とても壮大でスケールの大きな作品に仕上がっているじゃないかっ」と驚きました。堅苦しい政治劇ではなく、事実の材料を使いながら、見る者にエネルギーをくれる冒険劇に仕上がっていますので、ぜひ楽しんで見てください。
(取材・文/錦怜那)
映画2026年10月29日
-「いい日旅立ち」を何回も歌う場面がありましたが、いかがでしたか。 丘 自分の歌手生活で、「もっとうまく歌え」と言われたことは何度もありますが、「もっと素人っぽく素朴に歌ってほしい」というのは初めてでした(笑)。そこの引き算が難しかったです … 続きを読む
映画2026年10月29日
-ほぼ小さな店内で展開していく、どちらかというと演劇的な世界でしたね。 本当に狭い空間の中に皆さんがいる感じでしたが、共演者の中には舞台畑の人もいて、共通言語が持てる人たちが多かったので、それは楽でした。自分が好きな役者さんもいたので、そ … 続きを読む
映画2026年10月28日
-マットに共感する部分はありましたか。 いろいろな努力が報われて、やっと俳優としての成功にたどり着いた。それが、突然失われる。この業界ならではの残酷さが結構リアルに描かれていると思いました。だから、今の時代において、とても重要性のある要素 … 続きを読む
映画2026年10月20日
『ディスクロージャー・デイ』(10月1日公開) サイバーセキュリティーの専門家ダニエル(ジョシュ・オコナー)は、謎の組織ワーデックスから機密情報を盗み出す。一方、ローカル局で気象予報士を務めるマーガレット(エミリー・ブラント)は、突如とし … 続きを読む
舞台・ミュージカル2026年10月20日
-本作の注目してもらいたいところは? 松尾 たくさんのキャラクターが登場しますが、全員に感情移入できる作品なのではないかなと思います。光一くんは、「陽」だけのものは作らないと思うので、「陰」があったり、考えさせられる物語になると思います。お … 続きを読む