エンターテインメント・ウェブマガジン
やっぱり、政次役の(高橋)一生さんがクランクアップした時は「もう明日からいないんだ…」という気持ちになりました。ご本人も寂しそうにしていましたし…。政次とは碁を打つシーンが多かったのですが、撮影はものすごく大変だったんです。1日で何シーンも撮るので、せりふが混乱してしまったり…。そういうものを乗り越えた役者同士の絆みたいなものが培われたと思っていたので、それがなくなる不安や寂しさがありました。
お母さんも亡くなりましたからね…。少しずつ減っていくにつれ、徐々に「終わるんだな」という覚悟ができますが、1年以上にわたるプロジェクトならではの、心の交流やお芝居の交流があったので、喪失感や寂しさみたいなものも感じています。ただ、龍雲丸はまだ生きているので、また出てくるのかどうか…。それが気がかりです(笑)。
今振り返ると、そんなにたっていた? という感じで、浦島太郎状態です。家に帰るのは、せりふを暗記するのと寝るためだけ。他のことは一切やっていなかったので、本当に一瞬という感じで…。特に城主時代は、これしかやっていないというぐらい夢中でやっていました。でも、それはイコール、充実していたということですからね。
そうです。自分では飽き性だと思っているので、モチベーションが続くかどうか、最初は不安でした。でも、台本が本当に面白くて、スタッフや共演者の方にも恵まれていたおかげで、ずっと楽しいまま続けてこられました。だから、まだ終わりたくないなと思いつつも、いやそろそろ終わらないと…という気持ちです(笑)。
今は万千代や万福たち新しい世代が活躍しているので、城主時代とは違った立場を生かして、彼らにどんなことを継承していけるのか。それが楽しみです。人々の心情を上手に捉えた脚本の面白さはずっと変わりませんが、私も右脳派の人間なので、そういった感情の表現には最後までこだわっていきたいです。
(取材・文/井上健一)
映画2026年10月29日
-「いい日旅立ち」を何回も歌う場面がありましたが、いかがでしたか。 丘 自分の歌手生活で、「もっとうまく歌え」と言われたことは何度もありますが、「もっと素人っぽく素朴に歌ってほしい」というのは初めてでした(笑)。そこの引き算が難しかったです … 続きを読む
映画2026年10月29日
-ほぼ小さな店内で展開していく、どちらかというと演劇的な世界でしたね。 本当に狭い空間の中に皆さんがいる感じでしたが、共演者の中には舞台畑の人もいて、共通言語が持てる人たちが多かったので、それは楽でした。自分が好きな役者さんもいたので、そ … 続きを読む
映画2026年10月28日
-マットに共感する部分はありましたか。 いろいろな努力が報われて、やっと俳優としての成功にたどり着いた。それが、突然失われる。この業界ならではの残酷さが結構リアルに描かれていると思いました。だから、今の時代において、とても重要性のある要素 … 続きを読む
映画2026年10月20日
『ディスクロージャー・デイ』(10月1日公開) サイバーセキュリティーの専門家ダニエル(ジョシュ・オコナー)は、謎の組織ワーデックスから機密情報を盗み出す。一方、ローカル局で気象予報士を務めるマーガレット(エミリー・ブラント)は、突如とし … 続きを読む
舞台・ミュージカル2026年10月20日
-本作の注目してもらいたいところは? 松尾 たくさんのキャラクターが登場しますが、全員に感情移入できる作品なのではないかなと思います。光一くんは、「陽」だけのものは作らないと思うので、「陰」があったり、考えさせられる物語になると思います。お … 続きを読む