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ドラマでは一話で桶狭間(おけはざま)の戦いまで描かれていますが、その前の「うつけもの」と呼ばれていた若いころの信長が好きなんです。糸の切れた凧のような、想像を超えた言動をする信長や、成り上がる前の信長がどういう可能性を秘めた人間だったのかが気になりますし、演じてみたかったです。
政治的にも立場的にも多くの決断をしているにもかかわらず、突然鷹狩りに行ってしまう行動的なところは自分に似ていると思います。考える前に体が動いていたり、あまり周りを気にしないところなども。
最初の2、3話ぐらいまでは少し気になりましたが、竹中さんは秀吉を演じられるのが2度目ということなのであまり心配はしていませんでしたし、実際に撮影が進んでいくと全く気にならなくなりました。
オンエアを見ていても、回を重ねるごとに男っぽくなっていっていると思います。大河ドラマは普通のドラマや映画の撮影とは全く別物で独特なものです。これまで何度か官兵衛と顔を合わせるシーンがありましたが、強い意気込みを感じました。後半に向けて官兵衛の活躍を楽しみにしています。
天下統一のために、たくさんの人をあやめ、残酷なこともしてきた信長が最期の瞬間を悟った時、「俺のやり方はこれで良かったのだろうか」と後悔にも似た感情がよぎるかもしれない。信長の正直な人間味を見せられる唯一の瞬間になると思います。
舞台・ミュージカル2025年7月18日
-「違和感を持ち帰ってほしい」ということですが、今の世の中、「分からないもの」は何かと切り捨てられがちです。その点については、どのようにお考えでしょうか。 まず、僕自身は分からないものを提示しているつもりはありません。だから、その人の中で … 続きを読む
映画2025年7月18日
『「桐島です」』(4日公開) 1970年代に起こった連続企業爆破事件の指名手配犯で、約半世紀におよぶ逃亡生活の末に病死した桐島聡の人生を高橋伴明監督が映画化。 桐島が逃亡中に何を考えどういう生活を送っていたのかは想像するしかない。だから … 続きを読む
イベント2025年7月14日
-先ほどグルメの話がちょっと出ましたが、台湾で撮影中の思い出とかエピソードがあれば。 台湾におじゃまさせていただいたのは、映画『テルマエ・ロマエ』の撮影以来2回目だったんですが、とにかくスタッフのみなさんと和気あいあい撮影が … 続きを読む
映画2025年7月11日
-最初に35ミリフィルムで撮ったというテロップが出ますが、画面の色遣いや音楽の使い方を見ていると、70年代のニューシネマのような雰囲気があると思いましたが、そういう狙いはあったのでしょうか。 その通りです。ただ、それはアメリカ映画に限った … 続きを読む
映画2025年7月10日
-2度の災害を経験して行き場のない怒りを抱いている山本が、ボランティアの若者と出会って心が解けていって笑顔を浮かべる場面が印象的でしたが、若者役の小林虎之介さんとの絡みはいかがでしたか。 僕は若い人と芝居をするのがすごくうれしいんです。今 … 続きを読む