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女優の観月ありさが2014年1月17日からTBS系で放送される金曜ドラマ「夜のせんせい」で主演を務める。ドラマは、「BOSS」「コード・ブルー ―ドクターヘリ緊急救命―」などのヒット作を生み出している林宏司氏のオリジナル脚本。観月は、数々の挫折を繰り返しスナックのママになるが、その後、定時制高校の新米教師となった夜野桜役を演じる。
人生の酸いも甘いも経験したアラフォー女性を演じるに当たり、現在の心境を語ってもらった。
まず定時制高校の先生というのが面白いなあと思いました、生徒が10代の子たちだけじゃなくて、上は80代の人もいたり、自分よりも年上の人がいる学校の先生という企画自体が、すごく奇抜で面白いと思いました。
以前経験したのは女子高の教師役でしたので、割と普通の感じで、教えるシーンもあまりなかった気がします。ちゃんとした学校の先生というよりは、その時はラブストーリーの要素の方が強くて、学校の先生という要素は今回の方が前面に出ていると思います。
教師らしくない人が教師をやるというのは非常に面白いし、逆にとっつきやすいかなという感じもしますし。自分が学生だった時にこういう自分と同じ目線に立ってくれるような先生がいたら良かったなと思ったりしていましたね。なのでそういうふうに思ってもらえる先生像が作れたらいいなと思います。
今までストレートにものを言って世の中を正していく役柄が多かったんですけれど、桜はすごくとっぴな人で。とっぴなところから出て来てずっとボケたまま終わるというか、この人の本心はどこにあるんだろうって逆に思っちゃうぐらいずっとボケているような役で、それがとても愛らしく見えたらいいなというか、この適当さがいいなと思ってもらえるキャラクターになればいいなと思っています。
そうですね。とにかくずっとボケてるので(笑)。いいこと言っているのかなあと思ったら、急にボケた視点でくるというか、ボケキャラなんですよね。
みんな年代がバラバラなので、これだけ個性的な俳優さんがどうまとまるのかなって今思っているんですけれど。でも、ベテランの方が多いので、ベテランの皆さんに若手のみんなが刺激を受けるような、またベテランの皆さんも若手に刺激を受けるような現場になればいいなと思いますね。ピリピリしたドラマではなくてコミカルな要素もあるので、現場はみんな和やかに過ごせると思います。
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