エンターテインメント・ウェブマガジン
NHK土曜ドラマ「夫婦善哉(めをとぜんざい)」の取材会が3日、東京都内で行われ、主演の森山未來と尾野真千子がインタビューに応じた。
同作は、大阪が生んだ文豪・織田作之助の生誕百年を記念して、代表作『夫婦善哉』をドラマ化したもの。舞台は大正から昭和初期にかけて華やかだったころの大阪。化粧品問屋の道楽息子・柳吉(森山)と、その妻・蝶子(尾野)が紆余(うよ)曲折を経て、“ホンマモンの夫婦”になっていく喜劇作品。
森山 素直に面白いと思いました。原作も読みましたし映画も見て、原作者の方が書いている内容がもともと蝶子の弟として、実際に起こったことを本にしているので、蝶子のことは深く描かれているんですけれども、柳吉に関してはミステリアス。今回は、柳吉の方も掘り下げて書かれている印象を持ちました。
尾野 (夫に)えらい尽くしはる人やなと思ったんですね、柳吉を、森山未來という人をほんまに愛さなあかんわなぁという心構えをしました。
尾野 怖くて見ませんでした。あたし不器用なんでねぇ。私は見たらまねごとになってしまうので、私はもう何も見ず、自分らしくやろうと思って。
森山 大阪のボンボンで、昔から由緒のある家柄ではなく、一代で築き上げたたたき上げの商家の息子で、母親がいなくて。死んだのか離婚したのか、明らかにされていないですけれども、そんな環境で育ち、父親に反発もある中で、遊びほうけ、店の金を使い、女と遊び…。父と自分との関わりという部分で圧迫もあって。そこから逃げたいというところを行き来していた存在ではあっただろうと。あと、母親がいなくなった後に、父親は後妻を迎えることも、愛人をつくることもなく。(柳吉が)母親とか女性像というものに対してはどういうものを持っているのかなと思いましたね。
尾野 私はもう真っすぐに一直線。貧乏で育ったけれども、反対を押し切って芸妓になって好きな人に出会ってその人にまた一直線にいくという、本当に真っすぐな一直線な女性だなぁと思ってやっていました。
尾野 あかんたれやからちゃいますかね。人の好きって何でかって考えたら、自分にないあかんたれがいっぱいあって、でもその中に自分を愛してくれるところがあって。あかんたれでも、愛せるところはやっぱりたくさんあるんですよね。日々一緒にいると、顔の目尻が好きやわとか小さなことが大きなってというか、(演じるときは)そういうことだけでしたね。
森山 柳吉はくされぼんちだし、蝶子は一本気な肝っ玉の据わった女性ではあるけれども、どっちかがよくてどっちかがダメだからお互いに一緒にいるというだけではなくて、柳吉があかんたれだから、愛せざるを得なかったのか、そういう思いをずっと与えてくるから、俺はあかんたれでいざるを得なかったのか。それは相互作用だと思います。
舞台・ミュージカル2026年1月7日
山崎豊子による小説を原作に、戦災孤児となった男性の波乱万丈の半生を描いた「大地の子」が舞台化される。主人公の陸一心(勝男)を演じるのは、井上芳雄。勝男の妹の張玉花を奈緒、勝男の妻となる江月梅を上白石萌歌が演じる。物語の舞台は、第二次世界大 … 続きを読む
映画2026年1月7日
1975年に連続ドラマとして放送された「俺たちの旅」。その後も主人公たちの人生の節目ごとにスペシャルドラマが制作されてきた同シリーズの20年ぶりとなる続編『五十年目の俺たちの旅』が1月9日から全国公開される。70代を迎えたカースケこと津村 … 続きを読む
ドラマ2026年1月5日
松下奈緒が主演するドラマ「夫に間違いありません」(カンテレ・フジテレビ系)が、1月5日から放送がスタート(毎週月曜よる10時放送)。本作は、主人公・朝比聖子が夫の遺体を誤認し、保険金を受け取った後に死んだはずの夫が帰還するところから始まる … 続きを読む
舞台・ミュージカル2026年1月5日
加藤シゲアキが主演する舞台「2時22分 ゴーストストーリー」が2026年2月6日から上演される。本作は、2021年にロンドンで初演されて以来、斬新なストーリーが話題を呼び、世界各地で上演されているヒット作。日本ではオリジナル演出により初上 … 続きを読む
ドラマ2026年1月4日
NHKで1月4日からスタートした大河ドラマ「豊臣兄弟!」(NHK総合 毎週日曜 夜8時~ほか)。戦国時代ど真ん中、強い絆で天下統一の偉業を成し遂げた豊臣兄弟の奇跡を描く夢と希望の下剋上サクセスストーリーだ。主人公は豊臣秀長(=小一郎/仲野 … 続きを読む