【気になるPERSON2012】清水くるみ BeeTV「ハイスクールドライブ」

2012年12月5日 / 12:41

――撮影現場ではどんな出来事がありましたか?

 映画『桐島、部活やめるってよ』で一緒だった松岡茉優ちゃんと太賀くんがいたので、終わった後に一緒にご飯に行ったりとかしました。あと、ドラマの中で北村匠海くんと2人乗りするシーンがあるんですけど、それが初日だったんですよ。すごく仲良くしなきゃいけなかったのに、匠海くんがすごい人見知りぶってて(笑)。「あ、そうですね」とか敬語だったので、「人見知りぶってんでしょ」とか自分から話し掛けていたら和んできて、仲良くできました。匠海くんは終わってからも「すごく楽しかった!」って言ってくれました。

――同じく主演の堀井さんは、清水さんから見てどんな印象でしたか?

 年上ですけど、ほっとけないというか…ちょっと面倒くさいんですよ(笑)。

――面倒くさい(笑)?

 本当に面倒くさいわけじゃないですよ。顔はかっこいいのに、かわいらしさがすごくある方なので、女の子はそのギャップが好きになりそう。モテそうだなと思いました。

――この撮影の間に監督さんに言われて印象に残ったことはありますか?

 物語は私の主観で進むので、私があんまり映らないんですね(笑)。手とかだけが映っていることが多いんですけど、監督には「表情を撮りたくなる」って言ってもらえて、うれしかったですね。客観的な、全体的なものも撮りたいけど、そのときこの子はこういう顔をしてるんだよと、という表情のカットも入れようという話になって。『桐島』の吉田(大八)監督にも「アップを撮りたくなるよね」と言っていただいたんですが、そのときもうれしかったです。

――温水洋一さんが自分の中に入るという設定は、撮影のとき意識されたんですか?

 いえ、私は撮影が終わって、ドラマの予告編を見て初めて知ったんですよ。予告編を見て「温水さんの声だ!」と思って。私はまだ出来上がりを見ていないのですが、すごく面白そうで楽しみです。

――この作品のアピールポイントを教えてください。

 女子高生なら誰もが抱えているような悩みを持っている普通の子を演じているので、共感することもたくさんあるんじゃないかと思います。私になりきって物語を見ていただけたらなと思います。

――今年は清水さんの活躍の場が広がった1年だったと思いますが、点数を付けると何点ですか?

 30点ぐらいですね。今までが5点とかだったので(笑)。まだまだ私は忙しくなりたいし、いろいろお芝居したいなと思います。

――来年の目標は?

 暇な日をつくらないこと! 常に仕事をしていたいです。

 


特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

二宮和也「子どもたちの映画館デビューに持ってこいの作品です」『シナぷしゅ THE MOVIE ぷしゅほっぺダンシングPARTY』【インタビュー】

映画2025年5月17日

-役作りをする上で気を付けたことはありましたか。  気を付けたことで言うと、子どもたちがメインで見るので、物語の展開もそうですけど、スピード感みたいなものは割と気を付けていました。あとは、「こうやって言ったら分かるよね」というような、押し付 … 続きを読む

【週末映画コラム】異色ホラーを2本 デミ・ムーアがそこまでやるか…『サブスタンス』/現代性を持った古典の映画化『ノスフェラトゥ』

映画2025年5月16日

『ノスフェラトゥ』(5月16日公開)  1838年。不動産業者のトーマス・ハッター(ニコラス・ホルト)は、自身の城を売却しようとしているオルロック伯爵(ビル・スカルスガルド)のもとへ向かう。  トーマスの不在中、彼の新妻エレン(リリー=ロー … 続きを読む

新原泰佑、世界初ミュージカル化「梨泰院クラス」に挑む「これは1つの総合芸術」【インタビュー】

舞台・ミュージカル2025年5月16日

-ドラマ化が大ヒットを記録したこの作品をミュージカル化することにはどのような思いがありますか。  この作品をミュージカルにするのは、すごくハードルが高いのではないかと思ったので、驚きました。ストレートプレーで上演した方が、もっとダイレクトに … 続きを読む

グレッグ・ターザン・デイビス「とにかく、ただ純粋に面白い映画を撮ることだけが、自分たちに与えられたミッションでした」『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』【インタビュー】

映画2025年5月15日

-クリストファー・マッカリー監督の印象は?  今や彼は自分のおじさんのような存在なので「マッカリーおじさん」みたいな呼び方をしていますが、自分にとっては先生ですね。彼は演出だけではなくて指導力もとても優れています。自分が恵まれていると思うの … 続きを読む

研ナオコ、認知症のおばあちゃん役で9年ぶりの映画主演「主演女優賞を狙ってます(笑)」岡﨑育之介監督「研さんの人生の奥行きがにじみ出た」『うぉっしゅ』【インタビュー】

映画2025年5月12日

ーところで本作は、研さんの9年ぶりの映画主演作だそうですね。 研 そういうことは全く頭になかったです。「何周年記念のお祝い」みたいなことがあまり好きではないんです。「何年やったからといって、何が偉いの?」と思ってしまって。自分が人間的に成長 … 続きを読む

Willfriends

page top