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カンテレ・フジテレビ系で毎週月曜夜10時から好評放送中の「アンメット ある脳外科医の日記」。元・脳外科医の子鹿ゆずる氏が原作(漫画:大槻閑人氏)を務め、『モーニング』で連載中の同名漫画を原作に、不慮の事故で記憶障害を抱えた脳外科医・川内ミヤビ(杉咲花)が、それでもなお、医師として歩もうとする姿を描いた医療ドラマだ。本作で、ミヤビの同僚の脳外科医・三瓶友治を演じているのが、主演の杉咲とは4度目の共演となる若葉竜也。杉咲から直接オファーを受けた出演の経緯や、作品に込めた思いなどを聞いた。
(C)カンテレ
そうですね。もともと米田(孝)プロデューサーからオファーをいただいていて、そのあとに杉咲さんから電話をもらいました。逆に生半可な気持ちではできないなと。
その後、プロデューサーの米田さんとお会いして、詳しくお話を伺いました。もちろん、米田さんからも、この作品に懸ける強い気持ちは伝わってきました。ただその時点では、原作を読まないと判断できない、というのが僕の正直な気持ちだったので、少しお時間を頂き、まずは原作を読ませてくださいと。とはいえ、米田さんや杉咲さんの熱意には応えたいと、前向きに考えていました。
ありきたりな“医療もの”とは違うなと感じました。治療や手術といった部分ではなく、そこに携わる人と人とのつながりにピントを合わせているところがすごく魅力的で。舞台が医療の世界というだけで、僕らの日常生活の延長線上にある普遍的なことを繊細に描き、生きた人間の姿がしっかり落とし込まれていますし。
そうですね。ただ、ミヤビは決して特別な人間ではないんですよね。病気を抱え、それでも生きていかねばならない…となったとき、今できることをやろうと。それは、一生懸命生きようとする人がたどり着く、ごく真っ当な答えだと思います。僕も昔はオーディションに落ち続け、「才能がない」と言われてきました。その中で、ただいじけていても生活できないし、無駄に時間が過ぎていくだけ。だったら、才能がないならないなりに、何をすべきか、と考えが変わっていったことを思い出しました。
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