若葉竜也 主演の杉咲花は「常に新鮮で驚かされます」 4度目の共演となる医療ドラマに手応え十分「アンメット ある脳外科医の日記」【インタビュー】

2024年5月13日 / 16:00

-三瓶先生を演じる上で、心掛けていることは?

 誰よりも人間的であるということですね。

-NHKの連続テレビ小説「おちょやん」(20~21)などでも共演してきた主演の杉咲さんの印象は?

 杉咲さんとの共演はこれで4度目ですが、毎回驚かされます。いつも台本に書かれた以上のやり取りができるので、常に新鮮で。単にせりふを言っているのではなく、本人の思考から生まれた言葉のように聞こえるのが、杉咲さんのすごいところです。並大抵の努力でたどり着けるレベルではありません。きっと、いろんなものを乗り越えながらやっているのではないでしょうか。そういう意味で、うそのないすてきな俳優さんですし、僕はとても相性のいい方だと思っています。

-どんなところに相性の良さを感じますか。

 感覚的なものですが、せりふの温度感だったり、芝居の間だったり…。といっても、役者同士だからわかる、みたいな特別なことではなく、人としての相性で、普段の生活の中で会話のリズムが合う人、合わない人がいるのと同じことです。

-座長としての杉咲さんの印象は?

 杉咲さんを見ていると、背筋が伸びます。例えば、手術シーンで必要な縫合の練習も、僕と同じ頃に始めて、難しい技術をどんどんものにしていき、今はもう、僕とは段違いのレベルに達しています。それはやっぱり、努力のたまものだろうなと。俳優として、という以前に、そういう杉咲さんの人間性に、みんなついていくんでしょうね。それは僕だけでなく、すべてのキャスト、スタッフが同じ思いでいるはずです。

-三瓶先生を演じる上で原作をリスペクトしているとのお話でしたが、原作のファンに向けてお言葉はありますか。

 僕も皆さんと同じ『アンメット』という作品のファンの1人なんですよね。僕だけでなく、この作品に関わる皆さんが熱烈な思い入れを持っていて、一言で言えば「『アンメット』という漫画のファンが作ったドラマ」になっています。だから、原作ファンの皆さんと同じレベルで語れると思いますし、皆さんがこのドラマをどう見ているのかも気になります。それこそ、オフ会のような感じで、「私は『アンメット』のここが好き」、「あなたは三瓶先生のどこが好きですか」と、いろんなやり取りをしてみたいくらいで。

-ファンや視聴者の期待はこれからさらに高まってくると思いますが。

 その期待に応えられる手応えは十分ありますし、今までにないテレビドラマを作っているという自負もあります。

(取材・文/井上健一)

(C)カンテレ

 

  • 1
  • 2
 

特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

草笛光子「老女がはちゃめちゃな、摩訶不思議な映画ですから覚悟してご覧ください(笑)」『アンジーのBARで逢いましょう』【インタビュー】

映画2025年4月3日

-松本動監督の演出について、また寺尾聰さんら共演者の印象をお願いします。  松本監督とは初めてでしたが、私の問い掛けにも親切に細かく答えてくれました。とにかく自由にやらせてもらいました。寺尾聰さんは、昭和49年のドラマ「天下のおやじ」で寺尾 … 続きを読む

門脇麦、「芝居に対してすごく熱い」田中圭と夫婦役で5度目の共演 舞台「陽気な幽霊」【インタビュー】

舞台・ミュージカル2025年4月2日

-ところで、門脇さんは映像作品でもご活躍されていますが、舞台に立たれることに対してはどのような思いがありますか。  気持ちの面では変わらないですが、舞台はカメラが寄ってくれるわけではないので、声や体の所作で伝えなければいけないと思います。映 … 続きを読む

今田美桜「『アンパンマン』のように、幅広い世代に愛される作品に」連続テレビ小説「あんぱん」いよいよスタート!【インタビュー】

ドラマ2025年4月1日

-高知県の「やなせたかし記念館 アンパンマンミュージアム」も訪問されたそうですね、  「アンパンマンミュージアム」には二度伺いました。どちらの日も親子連れでいっぱいで、改めて『アンパンマン』という作品が幅広い世代に愛されていることを知り、「 … 続きを読む

坂本昌行&増田貴久がミュージカルで初共演「笑顔になって、幸せになって帰っていただけたら」 ミュージカル「ホリデイ・イン」【インタビュー】

舞台・ミュージカル2025年4月1日

-なるほど。では、坂本さんは増田さんのテッド、増田さんは坂本さんのジムについてはどんな印象がありますか。 坂本 テッドは一見すると自分の意見を押し通して歩んでいるように見えるけれども、実は周りを自然と幸せにしたり、勇気づけたりするタイプの役 … 続きを読む

藤原竜也が挑む「マクベス」 「1日1日、壁を突破することが目標」【インタビュー】

舞台・ミュージカル2025年3月29日

-では、鋼太郎さんの演出の魅力はどこに感じていますか。  鋼太郎さんらしい的確に丁寧な演出をつけてもらえるので、われわれとしてはやりやすいです。尊敬していますし、シェークスピア作品の演出家としてこの方の右に出るものは今、日本にはいないんじゃ … 続きを読む

Willfriends

page top