エンターテインメント・ウェブマガジン
以前登場した頃はもう少し声のトーンも高めで、チャキチャキした感じを意識していました。でも、今や大きな料亭の女将さんです。だから、どっしりと構えて、芯があって腰の据わった感じ、でも相変わらず言う事は言うし、新しいもの好きなところも変わっていない、そんなことを意識しました。そういう意味では、「ときどきやってくる叔母さん」だった頃より、頼りになる雰囲気が増したのではないでしょうか。
長田さんの脚本は、時代性と描きたいメッセージ性を絶妙なあんばいで織り交ぜていらっしゃいますよね。いくら新しい世になったとはいえ、寿恵子と万太郎は、当時の価値観からすると、かなり型破りなキャラクターです。だから、彼らがあまりにもうまく行きすぎたり、周りがすんなり共感したりすると、うそっぽくなってしまい、「こんなことはありえない」と言われかねません。でも、長田さんは周りの人間でしっかり説明してくださるんです。それぞれのキャラクターに、それぞれのボキャブラリー、それぞれの正義があることも忘れていませんし。そういう意味では、どのキャラクターも愛を持って描いてらっしゃるんでしょうね。
久々の登場になりますが、物語が終盤に向かう中、みえとの再会を機に、寿恵子に大きな動きが生まれます。万太郎と共にさまざまな試練を乗り越え、大人になった寿恵子が、新たなステージに進むきっかけになる時間を一緒に過ごしていきます。そこが大きな見どころですが、同時に、寿恵子と一緒に料亭で働く仲居さんたちも、個性的なキャラクターがそろい、居心地の良さを感じさせるシーンも多いので、併せて楽しんでいただけたら幸いです。
(取材・文/井上健一)
「らんまん」(C)NHK
ドラマ2025年4月4日
-なるほど。 でも、同一性というのは非常に厄介で、これは本当に同じ人なのかという疑問を持つわけです。本当は同一人物じゃないけど、それをメタファーとして見せているだけなのかもしれないし、もっと高尚に考えれば、その存在自体が本当にいるのかどう … 続きを読む
映画2025年4月4日
『アンジェントルメン』(4月4日公開) 第2次世界大戦下、イギリスはナチスの猛攻により窮地に追い込まれていた。特殊作戦執行部に呼び出されたガス少佐(ヘンリー・カビル)は、ガビンズ“M”少将とその部下のイアン・フレミングから、「英国軍にもナ … 続きを読む
映画2025年4月3日
-松本動監督の演出について、また寺尾聰さんら共演者の印象をお願いします。 松本監督とは初めてでしたが、私の問い掛けにも親切に細かく答えてくれました。とにかく自由にやらせてもらいました。寺尾聰さんは、昭和49年のドラマ「天下のおやじ」で寺尾 … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年4月2日
-ところで、門脇さんは映像作品でもご活躍されていますが、舞台に立たれることに対してはどのような思いがありますか。 気持ちの面では変わらないですが、舞台はカメラが寄ってくれるわけではないので、声や体の所作で伝えなければいけないと思います。映 … 続きを読む
ドラマ2025年4月1日
-高知県の「やなせたかし記念館 アンパンマンミュージアム」も訪問されたそうですね、 「アンパンマンミュージアム」には二度伺いました。どちらの日も親子連れでいっぱいで、改めて『アンパンマン』という作品が幅広い世代に愛されていることを知り、「 … 続きを読む