永山絢斗、10年ぶりの宮藤官九郎作・演出の舞台出演に「開き直って今回は突っ走る」【インタビュー】

2023年4月8日 / 08:00

-ほかの共演者も個性派がそろっています。

 荒川(良々)さんは、映像のお仕事でご一緒するときに僕をターゲットにして笑わしてくるんです(笑)。だから、荒川さんには苦手意識があるかもしれません。今回は舞台なので、荒川さんは仕掛けてこないんですけど、カメラが回っている最中にNGを連発させてこようとする悪い荒川さんがいるんです(笑)。今回の舞台では、悪い荒川さんが出てこないことを祈りますけど、大人計画の皆さんの土俵なので、何をしてくるか分からない怖さはあります。

-荒川さんに、やり返してやろうみたいな気持ちは?

 仮にやって、スッとかわされたりしたら寂しいですから、やり返すことはないです。相変わらず皆川(猿時)さんもエネルギッシュですし、荒川さんと皆川さんがちょっとやばいです(笑)。

-隅田という役も冒頭からかなりせりふがありますが、稽古をしてみていかがですか。

 大変です。せりふは入っていたんですけど、ただしゃべっているだけみたいなところもあったので、そこを宮藤さんに演出してもらっています。本作のつかみでもあるから、やっぱり太賀くんと2人の冒頭のシーンは大変です。そこを超えてしまうと、そこから他のキャストの方も出てきますし、少し落ち着いて芝居ができるんですが。

-プライベートで“我慢できないこと”はありますか。

 仕事が忙しいときでも、愛車のことは毎日考えています。手に入らないパーツを、職人さんにハンドメードで一から作ってもらっていて、修理や改造で5年ぐらい乗れていないんですけど、もう少ししたら帰ってくるんです。それと、稽古から帰ってきて、また台本を開かなきゃいけないぐらい大変なんですけど、そこから逃げるようにYouTubeで将棋のプロの対局を見ています。毎日欠かさずチェックしていて、僕の息抜きです。でも、台本に戻れなくなっちゃうぐらい見ている時間は長いかもしれません。そこは“我慢できない”ところです(笑)。

(取材・文・写真/櫻井宏充)

「ウーマンリブvol.15『もうがまんできない』」

 「ウーマンリブvol.15『もうがまんできない』」は4月14日~5月14日に都内・本多劇場ほか、大阪で上演。公式サイト

  • 1
  • 2
 

特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

【映画コラム】4月前半公開の映画から『俺たちのアナコンダ』『ハムネット』『1975年のケルン・コンサート』

映画2026年4月16日

『ハムネット』(4月10日公開)  16世紀イングランドの小さな村。薬草の知識を持ち不思議な力を宿したアグネス(ジェシー・バックリー)は、ウィリアム・シェークスピア(ポール・メスカル)と知り合い、結婚する。  やがてウィリアムは作家となり、 … 続きを読む

風間俊介「人生の中で特別な時間が刻まれる」 鴻上尚史の代表作「トランス」に挑む【インタビュー】

舞台・ミュージカル2026年4月15日

 風間俊介、岡本玲、伊礼彼方が出演する、KOKAMI@network vol.22「トランス」が4月28日から上演される。1993年に初演された本作は、3人の登場人物たちによる妄想と現実が入り乱れた物語。鴻上尚史の代表作のひとつである本作を … 続きを読む

浜辺美波「池松壮亮さんから様々な刺激をいただいています」大河ドラマ初出演で豊臣秀吉の妻・寧々を好演【大河ドラマ「豊臣兄弟!」インタビュー】

ドラマ2026年4月11日

 NHKで好評放送中の大河ドラマ「豊臣兄弟!」(総合 毎週日曜 夜8:00~ほか)。戦国時代、主人公・豊臣秀長(=小一郎/仲野太賀)が、兄の秀吉(=藤吉郎/池松壮亮)を支え、兄弟で天下統一を成し遂げるまでの軌跡を描く物語は快調に進行中だ。本 … 続きを読む

佐野晶哉「祖母が泣いて喜んでくれました」 連続テレビ小説初出演への意気込み【連続テレビ小説「風、薫る」インタビュー】

ドラマ2026年4月11日

  -シマケンが「良き相談相手」となるりんとの関係について教えてください。  シマケンとりんの2人のシーンには、独特の空気感が漂っています。りんの家族や親友の槇村太一(林裕太)が一緒のシーンはテンポよく進むのに、りんと2人きりになると、お互 … 続きを読む

早乙女太一「“劇団朱雀”という新たなジャンルを作るような気持ちで」早乙女友貴「お祭りを楽しむような感覚で」豪華ゲストと共に3年ぶりの公演に挑む 劇団朱雀「OMIAKASHI」【インタビュー】

舞台・ミュージカル2026年4月9日

-お話からは劇団朱雀が常に進化を続けている様子が窺えますが、大衆演劇の伝統を大切にしつつ新しい演目を作り上げていく上で、心掛けていることはなんでしょうか。 太一 僕が舞台を作る上で最も大切にしているのが、その点です。当初は、「これを変えてし … 続きを読む

page top