エンターテインメント・ウェブマガジン
荒川(良々)さんは、映像のお仕事でご一緒するときに僕をターゲットにして笑わしてくるんです(笑)。だから、荒川さんには苦手意識があるかもしれません。今回は舞台なので、荒川さんは仕掛けてこないんですけど、カメラが回っている最中にNGを連発させてこようとする悪い荒川さんがいるんです(笑)。今回の舞台では、悪い荒川さんが出てこないことを祈りますけど、大人計画の皆さんの土俵なので、何をしてくるか分からない怖さはあります。
仮にやって、スッとかわされたりしたら寂しいですから、やり返すことはないです。相変わらず皆川(猿時)さんもエネルギッシュですし、荒川さんと皆川さんがちょっとやばいです(笑)。
大変です。せりふは入っていたんですけど、ただしゃべっているだけみたいなところもあったので、そこを宮藤さんに演出してもらっています。本作のつかみでもあるから、やっぱり太賀くんと2人の冒頭のシーンは大変です。そこを超えてしまうと、そこから他のキャストの方も出てきますし、少し落ち着いて芝居ができるんですが。
仕事が忙しいときでも、愛車のことは毎日考えています。手に入らないパーツを、職人さんにハンドメードで一から作ってもらっていて、修理や改造で5年ぐらい乗れていないんですけど、もう少ししたら帰ってくるんです。それと、稽古から帰ってきて、また台本を開かなきゃいけないぐらい大変なんですけど、そこから逃げるようにYouTubeで将棋のプロの対局を見ています。毎日欠かさずチェックしていて、僕の息抜きです。でも、台本に戻れなくなっちゃうぐらい見ている時間は長いかもしれません。そこは“我慢できない”ところです(笑)。
(取材・文・写真/櫻井宏充)
「ウーマンリブvol.15『もうがまんできない』」は4月14日~5月14日に都内・本多劇場ほか、大阪で上演。公式サイト
映画2025年9月1日
『蔵のある街』(8月22日公開) 岡山県倉敷市に住む高校生の蒼(山時聡真)と祈一(櫻井健人)と紅子(中島瑠菜)は、小学校からの幼なじみ。ある日、蒼と祈一は、紅子の兄で自閉スペクトラム症のきょんくん(堀家一希)が神社の大木に登って叫んでいる … 続きを読む
ドラマ2025年8月31日
-主演の横浜流星さんとは同世代ですが、ご一緒した感想はいかがでしたか。 横浜さんは昨年末、僕が初出場したNHK紅白歌合戦の審査員を務めてくださり、その2カ月後には成田山新勝寺で行われた節分の豆まきでもご一緒しました。今回が3度目の対面とい … 続きを読む
映画2025年8月29日
-今回は、実年齢より年上の役で年上の吉岡里帆さんの先輩役でもありましたが難しかったですか。 水上 難しかったです。30代の工藤は単純に今の自分を老けさせればいいという話でもなく、精神的な部分で年上の人間として、令子がほれるような人間像を作っ … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年8月28日
YouTubeもNetflixもない時代、人々を夢中にさせた“物語り”の芸があった——。“たまたま”講談界に入った四代目・玉田玉秀斎(たまだ・ぎょくしゅうさい)が、知られざる一門の歴史物語をたどります。 ▼講談は落ちない 「今日の話はオ … 続きを読む
映画2025年8月26日
-同年代の共演者とはアドリブでやり取りをしたこともありましたか。 奏介がテルオたちと大きなオブジェを作るシーンがあって、映画のスピードはずっとゆっくりなのに、あのシーンだけ会話のスピードが速くなるんです。そこで結構アドリブを入れたんですけ … 続きを読む