エンターテインメント・ウェブマガジン
大貫 これまでミュージカル「ロミオ&ジュリエット」の死のダンサーや、ミュージカル「ピーター・パン」のフック船長、舞台「ねじまき鳥のクロニクル」の綿谷ノボルなど、悪い役を演じてきてはいますが、今回は初めて尽くしです。口を開けば悪口しか言わないので(笑)。チャレンジングな舞台になっています。日々、新しい自分と出会っているような感覚です。
小野田 僕は10代後半から20代前半の頃は、ヒールや奇抜な役を演じることが多かったんですよ。なので、久しぶりにこうした役が演じられるとワクワクしています。ただ、トランチブルは言葉遣いがとにかく悪い。この令和の時代に「このウジ虫」とか「ならず者」と人に向かって言うんです。そうした言葉が普段も出てきそうになるので、それは今、困っているところです。
大貫 でも、(小野田は)まさにトランチブルになっているよね。あまり日常と変わらないといったら語弊があるかもしれないけど(笑)。
小野田 そんなことはないですよ。お二人に比べたら僕は存在感も薄いですし、本当にシャイな俳優なんで、今、大胆に演じるのに精いっぱいです(笑)。
木村 僕は「卒業タイムリミット」というドラマで学校の先生役はやったことがあるんですよ。そのときも“ギチギチ”なシーンがあったのですが。
小野田 “ギチギチ”というのは、トランチブルの最上級のお仕置きなのですが、じゃあ、やっていることは変わらないんだ(笑)?
木村 そのときとは、性別が違うというのが大きいですね。それから、体格。トランチブルは、ハンマー投げの元選手で、スポーツ万能なので、自分の動きにもそうしたスパイスが加わればより面白くなるのかなと思っています。ただ、最近、全然運動をしていないので、すでに体がバキバキで、膝が笑っちゃうんですよ。毎朝、起きるのが怖いんです(笑)。運動をしなければいけないなと思っているところです。
大貫 あんなに大きなおできをつけたこともなかったですし、太い眉毛で、不細工に見えるようにメークをするというのも初めてだったので、新鮮な写真が撮れたと思います。小野田さんは、特に似合っていましたね(笑)。
小野田 はい、僕は撮影のときから何の違和感もなかったですよ(笑)。あの衣裳を着ると、一気に役になれるエネルギーがあるんですよ。ウィッグもメークも含めて、あそこまで変身できると、役に入り込めます。扮装の力は偉大だなと感じました。
木村 おできの場所も少しずつ違うんですよ。僕たち3人も違いますが、世界各国、演じる俳優さんの骨格によって、全部位置を変えているそうです。眉毛をつなげるかどうするかも違います。それだけこだわりがあるんだなと感じました。
(取材・文・写真/嶋田真己)
ミュージカル「マチルダ」は、3月25日~5月6日に都内・東急シアターオーブ(3月22日~24日はプレビュー公演)、5月28日~6月4日に大阪・梅田芸術劇場メインホールで上演。公式サイト
映画2026年9月18日
-お二人は今回が初共演だそうですが、そういう金田一と辰弥の関係をどのように作っていったのでしょうか。 松也 僕のクランクインが、ロケ地の岡山でちょうど奥さんや堀田(真由/森美也子役)さんと3人のシーンでしたので、初日の撮影が終わった後にみん … 続きを読む
映画2026年9月18日
有村 花春ちゃんは、その青さといい輝きといい、本当に今しかないものがしっかりと画面に映っていました。15歳の聡子ちゃんには、まだ名の知れぬ感情がいっぱいある。これからこの子はいろいろな感情を知って大人になっていく。今はそのスタートラインにい … 続きを読む
ドラマ2026年9月17日
-看護師役を演じて、看護師に対する印象が変わった部分はありますか。 見上 最初の頃は、「技術職」という印象が強く、看護婦養成所のパートが始まったときは、包帯やシーツをきちんと扱えるようにしなければ…という意識が強かったんです。でも、イベント … 続きを読む
舞台・ミュージカル2026年9月14日
丸山隆平と、演劇団体マームとジプシーの主宰を務め、劇作家・演出家として注目される藤田貴大が企画し、作り上げる舞台「water」が9月27日から上演される。本作は、丸山の記憶の断片を散りばめながら、藤田の視点で見つけた京都という土地、そして … 続きを読む
ドラマ2026年9月13日
-本作では戦国時代の過酷さが描かれる一方で、ユーモアのあるシーンも多いですが、その辺もお二人が空気感を作っているのでしょうか。 その点は、お二人と一緒に現場を引っ張ってくださる蜂須賀正勝役の高橋努さんの存在も大きいです。この作品は、戦国時 … 続きを読む