エンターテインメント・ウェブマガジン
1996年に劇団が解散するまでの19年間は、朝から晩まで舞台中心の生活でした。その後、映像の世界にも活動を広げていったので、今は劇団時代よりも長い時間を過ごしているのですが、まだまだ自分の中で満足できていないところがあって、だからこそ俳優を続けているんだと思います。
いろいろな作品に参加させていただいて、とてもありがたいのですが、自分の代表作といわれるものに出会いたいという欲求が…。渥美清さんといったら「寅さん」のような…。あの役は小日向と言われるまでには、僕にはまだまだ時間が必要なのかなと勝手に思っているところがあって、なので飽きずに続けているんだと思います。
木村拓哉さんとご一緒したドラマ「HERO」(01/フジテレビ系)です。今では考えられないような視聴率を記録したので、渋谷を歩いたら女子高生に指をさされるようになったのはそこからでした。ただ、42歳までいた劇団時代もとても充実した時間でしたし、僕にとって役者の土台はその時にできたものだと思います。劇団時代のターニングポイントは、27、8歳の頃に出会った「クスコ」という作品です。その作品に出会って芝居の醍醐味(だいごみ)を知ることができました。
健康第一で、息の長い俳優でいたいです。今年が60代最後の年ですから、来年から古希で「こきなた」ですから(笑)。頂ける仕事はありがたく受けていきたいですし、楽しくやっていきたいと思います。
(取材・文/嶋田真己)
舞台「アンナ・カレーニナ」は、2月24日~3月19日に都内・Bunkamuraシアターコクーン、3月25日~27日に大阪・森ノ宮ピロティホールで上演。公式サイト
舞台・ミュージカル2026年9月30日
-そうした難しい役どころゆえ、共感はなかなか難しいのでは? それはあまり心配していないです。先日、トム・ストッパードの「ハード・プロブレム」という作品を観劇したんですよ。その作品も、日本人とは違う感情の変化が描かれた作品でした。楽しく会話 … 続きを読む
映画2026年9月30日
10月2日から全国公開となる『時給三〇〇円の死神』は、累計発行部数36万部を突破した藤まるの同名小説を原作にしたファンタジーだ。生きる希望を失った大学生・佐倉真司(西畑大吾)が、謎めいた同級生・花森雪希(福本莉子)に誘われ、この世に未練を … 続きを読む
2026年9月29日
K-POPや韓国ドラマは、エンターテインメントであると同時に、韓国社会を映す鏡でもある。何気ない言葉やしぐさ、習慣の背景をたどると、その国ならではの価値観や歴史、人との関わり方が見えてくる。この連載では、韓国カルチャーを入り口に、知ってい … 続きを読む
映画2026年9月29日
-おばあちゃん役の風吹ジュンさんとの印象に残ったエピソードがあれば。 とても面倒見のいい方で、何か聞いたら何でも返してくれるし、気を使ってくださいました。本当は僕が気を使わなければいけないのに、風吹さんの方から、「大丈夫よ。頑張ろうね」っ … 続きを読む
舞台・ミュージカル2026年9月29日
向井理が主演するM&Oplaysプロデュース「ブランク」が、10月3日から開幕する。本作は、2023年に本多劇場で上演した「リムジン」に続き、向井と倉持裕が再びタッグを組んで贈る新作公演。ある弁護士事務所を舞台に、そこで繰り広げら … 続きを読む