エンターテインメント・ウェブマガジン
『THE GUILTY ギルティ』は見ていなかったのですが、打ち合わせの中で話題になって、見てみたら、音の使い方や電話でのやり取りなどが、すごく参考になりました。「電話の向こうに何がある」と想像力をかき立てられるものがありました。音の部分では、かなり影響を受けたと思います。あとは、タイプは違いますが、ラジオのDJとリスナーとのやり取りを描いた、オリバー・ストーン監督の『トーク・レディオ』(88)です。顔の見えない群衆の無責任な発言なども描かれていて、今回はそれが(SNSの)文字になっているというイメージでした。僕は、どちらかというと映画的な記憶だけでやってきているので、スタッフと話をしていても、「あの映画のあの感じ」みたいになるし、たとえで出てくるのは映画のタイトルばかりなので(笑)…。
最初に中島くんとお会いしたときにも、オリバー・ストーン監督の『Uターン』(97)の話をしました。あの映画の、ブラックユーモアや、いかがわしい連中が出てきて、誰も信用できなくなる、ちょっとカオスな部分などのイメージが、この映画と重なりました。今回、自分はこんなにオリバー・ストーンが好きだったんだと改めて気付きました(笑)。
あの役は、もともと地方出身者にしたくて、台本では関西弁だったのですが、(福岡出身の)奈緒さんに決まったので、せっかくだから博多弁にしてもらおうと。それで奈緒さんと一緒にせりふを直していきました。彼女は、とてもせりふ回しのリズムがいいんです。聞いていてグッとくるんです。それを頼りに撮っていったところもあります。
中島裕翔という俳優を、徹底的に、とことんまで追い詰めた映画だと思うので、その汚れっぷりや、ぶっ壊れっぷりを楽しんでもらえたらと思います。99分間、飽きずに見られると思いますので、ぜひ、映画館の暗闇の中で見てほしいと思います。カップルで見ても、見た後で「あそこはああだったよね」とかで盛り上がれるかなと。特に、中島くんのファンに、「こんな中島くんが…」と驚愕(きょうがく)してもらいたいです。
(取材・文・写真/田中雄二)
ドラマ2026年10月16日
-横浜さんと小栗さんが演じたことで、キャラクターの印象は変わりましたか。 塚原 小駒は田舎の刑事で出世したいという設定があって、うだつが上がらない感じに近いのかなと思っていたのですが、横浜さんは身体能力に長けていて山をぐんぐん登るので、その … 続きを読む
映画2026年10月15日
-そして、子どもの頃、一緒に事件を起こして以来、疎遠になっていた拓海との再会は、アーチェリーに打ち込む龍之介の人生を次第に狂わせていきます。 磯村 末澤くんとは初共演で、龍之介と拓海が再会する場面は僕たちにとっても初めて一緒にお芝居するシー … 続きを読む
映画2026年10月15日
-人気ゲームを映画化するプレッシャーは? 映画化に際して、気を付けたことや心掛けたことはありましたか。 もちろんプレッシャーはありました。正統な撮り方としては、きちんとシリアスに向き合って、原作というか元ネタを、すごくリアルなアクションや … 続きを読む
舞台・ミュージカル2026年10月15日
-主演を務める岩田さんとは以前に共演経験がありますね。岩田さんの印象を教えてください。 共演はしていてもお芝居での絡みはなかったんです。なので、これから仲を深めていけたらと思っていますが、ダンスがめちゃくちゃうまい方だなと思います。僕とは … 続きを読む
映画2026年10月15日
-今回は、二階堂ふみさんが演じた教師の曽根と生徒の琴子という2人のヒロインがいましたが、その意図はどこにあったのでしょうか。 西川 曽根先生をもうひとつの主軸にしようと思ったのは結構後からでした。最初は、子どもたちだけのサバイバルの物語とし … 続きを読む