松下奈緒、エゴン・シーレ作品の魅力を語る 「簡単には理解できないから病みつきになる」

2023年1月25日 / 20:59

 「レオポルド美術館 エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ若き天才」の内覧会が25日、東京都内で行われ、松下奈緒が出席した。

 本展では、ウィーンのレオポルド美術館の所蔵品を中心に、19世紀末ウィーンを代表する画家エゴン・シーレの初期から晩年までの油彩画、素描など併せて50点を展示。またクリムト、ココシュカ、ゲルストルといった同時代の画家たちの作品も紹介する。

 一足先に会場を見学した松下は「見終わった今、どっと疲れがきました。やはり絵に力がある。本当に至近距離で見せていただいたので、自分の生きている今のパワーを全部シーレに吸い取られたかのような気持ちです」と笑顔で語った。

 2017年にレオポルド美術館を訪れたという松下は「シーレ作品の最大の魅力」を問われると、「内面も含めて、一筋縄ではいかなかった人なんだろうなというのが、絵を見ても感じられるところ。答えは一つじゃないんだろうなって」とコメント。

 「一つの絵を見てシーレを理解しようとしても、『そんなに簡単には見せないぞ』と訴えかけられているような気がする。またそれが『もう一度見たいな』という気持ちにつながったりするので、すごく病みつきになるし、癖にもなります」と語った。

 特にお気に入りの作品としては、展覧会のポスターにもある「ほおずきの実のある自画像」を選択。

 「シーレの絵の中で一番色味が好き。白(の背景)と、オレンジのほおずきと。顔も一色ではなくて、シーレにはこういうふうに肌が見えていたんだろうなって。あとは何を考えているのか分からない、ちょっと上から目線のこの瞳が好きですね」と話した。

 28歳という若さで亡くなったシーレ。松下は「彼の中では長かったのか、短かったのか、どっちだったんだろう…」と思いをはせた。

 そして、「シーレの28年間の激動の人生がここに詰まっている。絵画ファンの方はもちろん、まだシーレを知らない方にも何かを感じていただける展示になっていると思うので、ぜひ遊びに来てください」とアピールした。

 展覧会は、1月26日~4月9日、上野の東京都美術館で開催。


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