エンターテインメント・ウェブマガジン
ちょっと照れくさいというか、申し訳ないと思う気持ちもあります。ただ、自分には個性がないと悩んだ時期があったので、そういう肩書を付けていただけたことは、すごくうれしいです。でも、私自身が面白いことをしているというよりは、周りにいる、個性的で面白い人たちがお芝居をしてくれて、その人たちに振り回されてリアクションをするという感じです。なので、そういうふうに言っていただけるのはすごくうれしいですけど、それは周りのキャストの皆さんが素晴らしいからだと思います。とてもありがたいです。
現代に生まれる妖怪はこんな感じなんだろうなと思いました。今は、何か困ったことがあったら携帯に頼って調べ物をしたり、アプリがないと電車の乗り換えも分からないし、携帯がなければ外には出られないほど依存してしまっています。そんなふうにAIに飲み込まれていく世界というのが、『ターミネーター』(84)やいろんな作品で描かれてきましたが、それがよりリアルになりつつあると思います。この映画には、AIが進化して本当の愛を知ることがあるかもしれないという、大きなテーマが隠されているので、澪がAIとの関係をどう決断するのかも、見どころの一つになっています。
とにかく、何も考えずに見て笑っていただける作品です。オリジナルの妖怪をはじめ、たくさんの妖怪が出てくるので、楽しんで見てくださる小さいお子さんも多いです。ぜひ、ご家族で見ていただきたいです。9割方はふざけているんですけど、1割は真面目なところがある、そのバランスの良さが、このシリーズの魅力だと思います。社会派ホラーコメディーです(笑)。
(取材・文/田中雄二)
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舞台・ミュージカル2025年7月3日
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映画2025年7月3日
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