石井杏奈&伊藤理々杏が語る「人生が変わった出会い」【インタビュー】

2022年6月17日 / 08:00

 NHK「みんなのうた」の歴代の名曲を全編に散りばめた、子どもから大人まで楽しめる新作ミュージカル「日生劇場ファミリーフェスティヴァル2022 NHKみんなのうた ミュージカル『リトル・ゾンビガール』」が、8月20日から上演される。本作は、人里離れた森で暮らすゾンビの女の子・ノノと街で暮らす人間の男の子・ショウの小さな友情の物語。ノノ役を高橋ひかると熊谷彩春、ショウ役を石井杏奈と伊藤理々杏(乃木坂46)がそれぞれWキャストで演じる。石井と伊藤に公演への意気込みを聞いた。

伊藤理々杏(左)と石井杏奈

-石井さんは本作が初のミュージカルになりますね。

石井 はい、今はまだ緊張と不安と心配な気持ちがありますが、この作品は元気を届ける作品だと思うので、楽しむことを忘れずに挑戦したいと思いますし、その気持ちがお客さまに伝わるといいなと思います。

-伊藤さんは本作への出演が決まっていかがでしたか。

伊藤 小さい頃から「みんなのうた」を見ていたので、それがミュージカルになるというのも驚きでしたが、自分が出演させていただけるということでさらに驚きました。もちろんプレッシャーや不安も大きいですが、小さい頃から見ていた番組だからこそ、出演できることは本当にうれしくて、お客さまに笑顔を届けるために精いっぱい頑張ろうと思っています。

-制作発表や日比谷フェスティバルで、すでに歌唱披露もしていますが、本作はたくさんの方が知っている楽曲が多いですね。そうした曲だからこそ歌いやすいのでは?

石井 以前からボーカルレッスンは受けていて、今回の楽曲についても、歌の先生と話し合いもしています。ですが、楽曲は知っていても、それを披露するために歌ったことはなかったので、私には難しかったです。ただ、明るい楽曲が多く、懐かしく感じる曲もあるので、歌うのは楽しいです。

伊藤 小さい頃に友達と歌っていたのとはやっぱり別物だとは感じました。今度は自分が届ける側に回らないといけないので、大変なことだと実感はしています。ですが、耳なじみがある曲なので、歌っているとすごく気分が上がって楽しめるので、これから始まるお稽古がすごく楽しみです。

-ショウをどのように演じたいと思っていますか。

石井 転校が多いこともあり、友達となじめるかどうか不安に感じている内気な性格ですが、家族の前でははつらつとして、歌もダンスも大好きな活発な男の子です。人間誰しも二面性があると思いますが、その二面性を表現することがポイントになると思うので、無邪気さと内気な部分をうまく表現できたらと思っています。

伊藤 同じように、内気なところと歌やダンスに対する熱意があるところを意識したいと思います。私も小さい頃は自分の思いを伝えるのが苦手で、でも、同じように歌やダンスが大好きだったので、ショウくんと似ているところがあると思います。なので、自分に照らし合わせながら演じていきたいと思いますし、ほかのキャストさんとの対話やキャッチボールをしながらショウくんを作り上げたいと思います。

-男の子役というのはあまりないことだと思いますが、少年らしさを出そうとは考えていますか。

伊藤 それは意識しています。以前、別の作品で幼い男の子の役を演じたときに、自分は男の子らしく演じているつもりでも、「女の子っぽいね」と言われたことがあったので、どう表現したら男の子に見えるのかは、今から考えています。もちろん、周りの皆さんの演技を素直に受け取って、それを真っすぐに返すのが一番なのかもしれませんが、お稽古でどう表現するのがいいのか探っていきたいと思います。

石井 ポスター撮影のときに「しぐさも男の子っぽくしよう」というお話をしていただいたので、私もそこは意識したいと思います。きっと所作や声の出し方で男の子らしさを出すことができると思うので、まずは自分が思う“男の子像”から試していき、突き詰めていけたらと思います。

 
  • 1
  • 2

関連ニュースRELATED NEWS

特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

柳楽優弥「川栄さんと真剣に作品に向き合ってきた」川栄李奈「柳楽さんを信頼しています」共演4度目の2人が伝説的作品に挑む『RYUJI 竜二』【インタビュー】

映画2026年10月30日

 1983年に公開されるや否や観客の熱狂的な支持を集めた『竜二』。直後に主演・脚本の金子正次が急逝したことも重なり、伝説的作品として時代を超えて語り継がれてきた。その伝説が、新たに『RYUJI 竜二』として令和の現代によみがえる(10/30 … 続きを読む

横浜流星に「流星をよろしく」の声続々 『国宝』脚本家・奥寺佐渡子が「LOST10」で感じた愛される人柄【インタビュー】

ドラマ2026年10月30日

 横浜流星が主演するドラマ「LOST10」が、毎週金曜午後10時からTBS系で放送中だ。本作は、横浜と映画『国宝』以来の再タッグとなる奥寺佐渡子氏が脚本を担当し、「Nのために」「最愛」などを手掛けた塚原あゆ子監督らのチームが制作するヒューマ … 続きを読む

桐谷健太、「聖地X」で5年ぶりの舞台に挑む 「きっといろいろな刺激を受け、新たな感覚に出会える」【インタビュー】

舞台・ミュージカル2026年10月30日

 桐谷健太が主演する舞台、PARCO PRODUCE 2026「聖地X」が、11月5日から上演される。本作は、SFやホラー、怪談など“目に見えないもの”との関わりから人間の本質を描いてきた劇作家・演出家で、劇団イキウメ主宰の前川知大の代表作 … 続きを読む

丘みどり、ジャッキー・ウー監督「もっとうまく歌えと言われたことは何度もありますが、もっと素人っぽく素朴に歌ってほしいというのは初めてでした」『演歌の坂道』【インタビュー】

映画2026年10月29日

 乾物屋の女将として家族を支えながら、48歳にして演歌歌手の道を歩み始めた女性の奮闘を描く『演歌の坂道』が、10月16日から全国公開された。本作のジャッキー・ウー監督と、ヒロインの高橋良子を演じ、映画初主演を務めた演歌歌手の丘みどりに話を聞 … 続きを読む

「それぞれの年代で、あの時これをやっていたなという見方ができるのも面白いです」渡辺いっけい『月影のゴールデン街』【インタビュー】

映画2026年10月29日

 長年にわたり、テレビ界で活躍してきた錦信次監督が63歳にして長編映画監督デビューを果たし、新宿ゴールデン街を舞台に描いた人間ドラマ『月影のゴールデン街』が、10月30日から全国順次公開される。本作の主人公でスナックのマスター青木を演じた渡 … 続きを読む

page top