エンターテインメント・ウェブマガジン
この映画は、第1次世界大戦の勃発から始まって、歴史上のいろんな人物が登場してきて、そこに実はキングスマンが暗躍していたという、ちょっと複雑な話なので、台本を読みながら、映像を見て吹き替えをしていた途中で、「これはどこの皇帝だっけ」と混乱したところがありました。けれども、これは、自分が吹き替えをやらせてもらったからいうわけではないのですが、完成した吹き替え版を見たときには、自分でも驚くほど、すっと入ってきたんです。吹き替えていたときよりも、何倍も面白い映画だと感じました。もちろん、字幕版が面白いのは当たり前ですけれども、例えば、お子さんも含めてご家族で見られる場合は、吹き替え版の方が楽しめるのではないかと思いました。
そうですね。だからご家族で見てもいいし、歴史を知っている人は楽しめると思います。歴史を知らない人は、勉強にもなるし(笑)。
冷静になって吹き替え版を見たときに、途中から自分の声として聴かなくなりました。客観的に見ると、例えば、「こういうときはもっと声を張ってもいいんだな」とか、気付けたことがありました。また吹き替えをやらせてもらう機会があれば、今回の経験は間違いなく生きると思います。また、自分が動いて芝居をするときでも、音はとても大事なので、自分が思っている声のトーンと、監督たちが求めているものとでは、どこらへんが正解なのかと、より考えるきっかけになりました。
見どころは満載です。まずはキングスマンならではのアクション、ガジェットの面白さ、あとは、英国紳士の持っている品ですね。カフスを直すしぐさとかが、いちいちカッコいいんです。そうした文化的なものも、映画の中に落とし込まれているので、そういう部分にも注目して見ていただければ、より楽しめるのではないかと思います。
(取材・文・写真/田中雄二)
ドラマ2025年9月6日
-撮影で印象に残っているエピソードを教えてください。 第6話では、小芝風花さん演じる滝野みずき先生がターミナルケア(終末期医療)に向き合いました。同時に、そんな滝野先生を見守る徳重先生の存在の大きさを実感する回でした。命と真正面から向き合 … 続きを読む
ドラマ2025年9月4日
-新之助の親友ともいえる蔦重を演じた横浜流星さんの印象はいかがでしたか。 横浜さんほどストイックな座長は見たことがありません。共演は今回が初めてですが、実は横浜さんとは10年位前からオーディションでよく見かけていて、ワークショップでも一緒 … 続きを読む
映画2025年9月4日
-吹き替えで難しかったところと楽しかったところはありましたか。 初めてのことだったので、付いていくのに必死な部分もありましたし、基本的には全てが難しかったのですが、それと同じぐらいの楽しさもありました。自分が当てた声を見たり聞いたりする時 … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年9月3日
-劇団☆新感線は45周年を迎えますが、小池さんも今年、45歳になります。40代になって変わったところはありましたか。 みんな同じだと思いますが、疲れが取れない(笑)。気持ちだけではどうにもいかないことがあるなと思いました。女性の場合、更年 … 続きを読む
映画2025年9月2日
-確かにその通りですね。 そういう意味では、その両方が真実でもあると思います。その中で自分でどうにかできるのは、「自分の考える自分らしさ」なのかなと。自分が「こうしたい」「こういうことはしたくない」と考えることが、自然と「自分らしさ」につ … 続きを読む